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最近NHKで鍼灸の特集をやったらしく、問い合わせがとても多いです。

ですが…当院の自費メニュー値段を聞くと『高い』と言って来る方が多いんですね…
それなりの事をしているのでそれなりの値段はしますし、内容からすると安いと喜んでくださる患者様も沢山いるんですけどね…
鍼灸は医師の同意が得られれば保険適用になる可能性あります、と説明するのですが…
医師の診察を受けるのが面倒なのか… 他のとこではそのままやってくれたと(イヤーそれは黒じゃないか…笑)
急性の外傷(ケガ)なら接骨院の方で保険請求できますが、鍼灸でやる場合は医師の同意がいるのです。
ですので、今日は鍼灸の健康保険での施術の流れについて書きます。
※今年来年と鍼灸の保険制度が変わり、患者さんにとっては若干施術を受けやすくなりました。
次の病気については鍼灸で健康保険がうけられます。
- 神経痛…例えば坐骨神経痛など。
- リウマチ…急性、慢性で各関節が腫れて痛むもの。
- 腰痛症 …慢性の腰痛、ギックリ腰など。
- 五十肩…肩の関節が痛く腕が挙がらないもの。
- 頚腕症候群…頚から肩、腕にかけてシビレ痛むもの。
- 頚椎捻挫後遺症…頚の外傷、むちうち症など。
その他これらに類似する疾患など。
患者さんの保険取り扱い手続きは次の手順で行って下さい
- 先ず、当院にお問い合わせ下さい。その際保険証の種類をお伝えください 例 国保、社保、健保組合、共済組合等
- その後当院へ「同意書」と云う用紙をもらいに来て下さい。※当院からの紹介状又は依頼状もお渡しします、文書料として1,080円いただきます。
- 同意書を、日頃治療を受けておられる医院、病院等に持参されて必要事項を記入して戴いてください。かかりつけ医がない場合は当院でご紹介し紹介状をお渡しします。
- 記入済みの同意書、保険証と印鑑を当院に持参して頂ければその後の手続きは、鍼灸院で行います。
注意事項
鍼灸の保険適用につきましては、次ぎの事項にご留意下さい。
- その病気は、先に医師の診察を受けていること。
- 保険で鍼灸を受けている期間、その病気についてのみ医院、病院にかかれません。他の病気の治療は受けられます。
- 同意書を書いて頂く医師は日頃かかりつけの先生がよいです。
- 最初に医師の同意を受けてから、それ以後は、6ヶ月毎に再度、同意が必要です。再度の同意は再同意書に記入してもらいますのでその都度当院から用紙をお渡しします。
- 保険の種類によっては、取り扱いが出来なかったり、患者さん本人が手続きをしなければならないものもありますので鍼灸院にお問い合わせ下さい。
向いている方 軽く短い施術でも継続して頻繁に安価に施術を受けたい方、上記の手間が苦にならない方、良いかかりつけ医がいる方(整形外科医以外でも可、いない場合は当院でご紹介いたします)で三か月に一度は病院、診療所に行く方
向いていない方 医師の診察を受ける時間がない方、お金がかかっても一回の施術をじっくり受けたい方、健康保険証を持っていない方、週一回ほどしか来院しない方、時間に余裕が無い方
※一部、企業の健康保険組合の保険証の方は、健保組合が受領委任払い(当院が健保組合に治療費を請求する方法)が断られることがあります。
健保組合の保険証の場合は患者様に10割負担していただき、当院で作成した書類を健保組合に患者様自身に出して保険分を請求していただく形、償還払いという手続きになります。※平成31年1月1日からはりきゅう保険の受領委任制度が導入されるので企業によっては受領委任払いが可能になる可能性があります。
当院では積極的におススメしていません。何故ならば、保険療養費は驚くほど安く値段に合った施術しかできないからです。(軽い鍼灸のみ、手技はなし)保険内ではできる事が限られてしまいます。又、数回も来れない方がわざわざ医師の診察代を出した上で保険で鍼灸を受けるメリットが金銭的にも時間的にも少ないからです。昨今の少子高齢化社会により医療費が圧迫されており健保組合などは償還払いにしても患者様にお金が戻ってくる保証がない為です。ですので、基本的にかかりつけ医がいない方は自費でしっかりとした施術を受ける事をおすすめします。