前の記事 東海道を歩く⑤ 2日目 程ヶ谷宿~戸塚宿
前回の記事からだいぶ時間が経ってしまいました。
年末年始で事務作業等も多く合間を見ながらの掲載となります、申し訳ございません。
戸塚宿~藤沢宿のルート※9キロあたりが藤沢宿となります。
2023年令和5年12月12日火曜日 深夜から雨が降っておりましたが、スケジュール的に年内最後のウォーキングということでどうしても行きたかったので出発。予報では10時ごろには晴れるというのでそれを信じました。
朝のラッシュがすごい、北千住から乗った常磐線グリーン車もデッキまで人があふれて居ました。予想通り日暮里駅で乗り換えの人達が多数降りたので座ることができました。
10時少し前にJR戸塚駅に到着しました。
コーヒーが飲みたかったので駅のベックスコーヒーで休憩。
ベックスコーヒーはJR東日本系列のコーヒーショップですが…コンセントがないんですねここは是非設置してもらいたいところ。
最近はゴホゴホ咳をしている方が多いですが、コロナ5類相当に移行してから咳をしている人でもマスクをしていない人も増えました。
インフルエンザやアデノウィルス等の風邪も流行っているので症状がある人はマスクをしてもらいたいと思いますね。
外に出ると予報通り雨は止んでいました。
この日は水たまりなども予想されたのでビルケンのサンダルではなくアシックスのジョギングシューズのロングセラーGELカヤノで挑みました。
アシックスの開発担当社員、榧野俊一さんの名前が由来だそうで。マラソンの川内選手も愛用していたとか。
駅の西口のデパートの脇を抜け国道1号線を歩きます。
右側の消防署手前に戸邊本陣跡とありあます、明治天皇も訪れたそうです。
横に羽黒神社という神社があったのでお参り。
バイパスの国道1号線に合流するまでここから先は坂道になります。
大坂というそうです。
仇打ちがあったと書いてありますが、誰が誰を倒したのかまでは不明。
バイパスに合流
この辺りは大学時代に先輩の家に遊びに行くときに渋滞をしていたところなのでよく覚えています。
ここまで来ると景色がきれいです。
トイレに行きたかったのですがコンビニがなかなかありません。
しばらく行くと道路の両側にセブンイレブンが!
温かいお茶と豆大福を購入。
外でいただいていると、飲み終えたチューハイの空き缶やコーヒーカップが置いてありました。
中に入ればゴミ箱があるのにそこに持っていくことすらできない程度が低い人間がいるのです。
私は一日一回は落ちているゴミを拾う事にしているのでこれらを店の中のゴミ箱に持っていきました。
大谷翔平選手がグラウンドのゴミを拾う事が有名です、彼は運を拾っていると言っています。
私もそれにならって真似をしていますが、それ以外にも目的があり。
ゴミを拾う事をブログに載せる事により、私がまともな人間だと知らしめられるとても良い方法なのです。※スーツさんの渋谷ハロウィンのゴミ拾い動画を見て真似をしました。
実際に以前、院の周りのゴミ拾いをしていたら建築業をしている先輩が通りかかって見ていたらしく「ゴミ拾い偉いね」とLINEをくれた事があります。
こういう事を書いているとゴミをその辺に捨てる人間に逆恨みされる危険はありますが、そういうタイプの人間はこんな長文読む能力がないので割と安心して生活しております。
なのでゴミ拾いは金もかからず自分をよく見せることができるので皆さまも是非、一日一拾をおすすめします。
ただし、ある政治家が多くの市民の前でお祭りなどのイベントでこれ見よがしにゴミ拾いをしていたとかなり反感を買っていた事がありますが…
マジでセンスがないと思いましたね。こういうのはさりげなくやるのがコツです、偽善をするのもセンスが要るのです。
そんなことを考えていると神奈川県のドライバーにはお馴染みの渋滞スポット、原宿の交差点があります。
ここのマクドナルドは昔からありますね。
大学時代にこの近くにグラウンドがある某大学と練習試合をしていたのですが。
大学4年時、左ひざの靭帯を痛めた事を思い出しました。
近くには横浜ドリームランドという遊園地があったのですが閉園になり今は公園や墓地になっているとのこと。
一号線からもエンパイヤホテル跡が見えますが今は薬科大学の図書館になっているそうです。
私が大学生だった20年以上前にはドリームランド線という大船駅とドリームランドを結んだ一年弱しか運航できなかった欠陥モノレールの高架橋跡がどこかにあったような気がしたのですがもう撤去されてしまっているのかもしれません。
今や世界に誇る日本の公共交通機関も昭和40年前後では技術力も安全に対する考え方もレベルが低かったようです。
鉄道好きとしては一度乗ってみたかった。
大磯宿まで五里というなかなか粋な看板。街道ウォークをしていると即座に約20kmということがわかります。
一里=3.93キロ、約4キロと覚えると良いと思います。※現代ではほとんど役にたちませんが。
井上かまぼこ店さんの看板なんですね。
立場跡、間の宿だったんですね。現在は何かの店舗があるのみで、江戸時代っぽいものはありません。
しかし車の往来がすごいです。
スーツさんが東海道自転車の旅で立ち寄った家系ラーメンのお店。
おなかがすいてなかったのでスルー、店構えからするとセントラルキッチン系ですかね?
お店で炊いていたら申し訳ございません。
国道1号線から分岐して藤沢駅方面へ行くと鉄砲宿という場所にでました。
鉄砲宿の由来は色々あるそうですが、この近くの影取池に人の影を食べてしまう大蛇がいたそうで影が食べられると数日のうちに死んでしまうので、その大蛇を倒すために鉄砲名人に頼み撃ち殺してもらった事が由来という創作っぽい説。鉄砲の練習場があったという説。あんまりはっきりしたことはわかっていないようです。
この辺りは歩道もしっかりしており、木もたくさん植えてあります。
昭和35年あたりに全国的に松くい虫が大量発生したことにより当時の松はあまり残っていないようです。
この先の下り坂は遊行寺坂になります。
おそらく当時の街道はもっと高いところにあったのだと思われます。
今の道路はくり抜いてつくったのでしょう。
一里塚跡 遠くに藤沢駅周辺のマンション群が見えます。
右手には坂の名前にもなっている遊行寺清浄光寺があります。近世では遊行寺の呼び名が一般的になりましたが本当は清浄光寺というそうです。
江戸側の見附
東海道6番目の宿場町、藤沢宿に到着です。
藤沢橋の手前を右折すると、ふじさわ宿交流館という施設があり。
高札場がありますね。
トイレを拝借するついでに中を見学させてもらいました。
文教大学のゼミが藤沢宿を3DCGで再現したものがPCで自由に操作できるようになっており少し遊ばせてもらいまいした。
プレイステーションのコントローラーのようなパッドがあるのでとても操作しやすかったです。
町人も歩いているし、プレイステーションのゲーム龍が如く見参を思い出しました。
文教大学は埼玉の北越谷にキャンパスがありますがそこの学生さん達なんでしょうか?学生がこんな素晴らしいソフトを作れるとはビックリです。
藤沢市は人口約44万人を有する自治体でこんな施設を作れるという事は財政が豊かなんでしょうね。
現在12時、もっと色々見たかったですが時間がないので少し休憩して先を急ぎます。
奥に見えるのが遊行寺。
左に行くと東海道に戻ります。遊行寺橋、浮世絵に描いてある橋ですね。遠くに見えるのが江の島だそうです、現在はビルに阻まれここからは見ることができません。
藤沢は都市化が進んでおりますが、宿場町の歴史を残そうとこのような施設を作ってくださっているので大変ありがたかったです。
ここから私的にはとても難所であった平塚宿までの道のりに続きます。