特に季節の変わり目になると増えるのが頭痛に対する相談
当院では頭痛に対する鍼施術も行っております。
ですが、種類によってはすぐに病院や脳神経科にかかった方が良い種類のものもあります。
①脳出血や緑内障の可能性があるもの…意識がおぼろげだったりする意識障害があるもの、片麻痺や言語障害、視覚の異常がある。
②脳出血、脳腫瘍によるもの…突然激痛を伴う頭痛が発生する、段々痛みが増してくるもの
③脳圧亢進によるもの…頭痛がひどくなり嘔吐をしてしまった場合
特にこれらの症状の場合はすぐに病院、クリニックへ行きましょう。
ドクターの診察を受けて、鍼灸施術を受けたい旨を伝えて了承をもらう事がベストです。
かかりつけ医がいない場合は、信頼できる内科や脳神経科の医師を当院から紹介できます。
特に鍼灸の適応になるのは…
筋緊張性頭痛、片頭痛などの機能性頭痛です。
筋緊張性頭痛は頭や首周りの筋肉の緊張により頭痛が発生します。
慢性的に、頭痛とともに頭が重い感じがする、首や肩こりがしたりめまい感が伴うものもあります。
片頭痛(片頭痛型血管性頭痛)は頭の表面の血管の拡張によるものです。
特徴としては、血管の拍動(ドクドクするもの)に伴って頭痛がおこります。顔が赤くなったりすることもあります。
血管が拡張されおこるので、痛い部位を指で押さえたり、頭を冷やしたり、カフェインをとったり、おすすめはしませんが人によってはタバコを吸うと楽になるなんて人もいます。※個人差があります。タバコは偏頭痛を増悪させる要因とも言われておりますので吸わない方が良いです。
どれも血管を収縮させる作用があるものです。
疲労やストレスがあったり、またストレスから解放されてセロトニンという物質が放出される事により起きるとも言われています。
それにより三叉神経から血管が拡張される物質がでてしまい血管が拡張され炎症がおきるという説が有力だと言われています。
本来セロトニンが出るのは良い事なんでしょうが、緊張から解き放たれ急激に血管が拡張されてしまうのが良くないみたいです。
ちなみにセロトニンが少なくなるのが原因と言われているのがパニック障害です。
人体は微妙なバランスの上で成り立っているという事がわかりますね。
脳神経に関しては、現代医学で解明されていない事も多く鑑別が難しいパターンも多々あります。
診断基準がありますので当院ではドクターと連携し慎重に施術をさせていただいております。
頭痛に関するお悩みは
鍼灸部分施術コースで承ります。