今日のニュース
クリスマス前なのに…バター消えた 昨夏の猛暑で生乳生産減、洋菓子業界悲鳴
バター売ってないですよね~
このニュースで少し気になることがでてきました。
近年バターの代用品マーガリンやショートニング等に含まれるトランス脂肪酸の危険性が指摘されております。
元々、バターより安価で植物性油を使用するので健康に良いというイメージをもたれているマーガリンやショートニング
ですが…これらの食品はトランス脂肪酸という身体に悪い物質を多く含んでいるんですね…
どの様に身体に悪いのかといいますと、生産工程にあるのです。
天然の植物油自体にはほとんど含まれないトランス脂肪酸ですが、マーガリン等の食品を作る際元々固まる力がない植物油を水素化して製造する際に作られる副産物なんですね。
バターとマーガリンを地面に置いて蟻に食べさせる実験ではバターに群がる蟻に対しマーガリンには一匹も蟻がいませんでした。
食べるプラスチックとも言われ、LDL(悪玉)コレステロールを増やし動脈硬化、心筋梗塞等の病気の原因になると言われています。
ちなみにトランス脂肪酸のトランスとは化学用語でtrans
精神や意識が狂ったという意味のトランスはtrance
という違った言葉なのですが、狂った脂肪というのも言い得て妙ですよね
アメリカやヨーロッパではトランス脂肪酸に関する規制が始まっており。

海外旅行をされる方なんかはtrans fat free(zero)と食品に記載されているのを見た事があると思います。
ニューヨーク市ではトランス脂肪酸を完全に排除する法律があります。
デブ大国アメリカにおいて、ニューヨーク市にスリムな方が多いのは食品に対する意識も高いというのが一因にあるのかもしれませんね。

ニューヨークのシェイクシャックハンバーガー
日本も徐々にですが動きが出てきており、トランス脂肪酸を減らす会社も多いみたいです。
ある管理栄養士さんのブログによると…
http://ameblo.jp/yumie-koike/entry-10737462312.html
中でもモスバーガーとロッテリアは、トランス脂肪酸ゼロの油を使っていると公表されているそうです。
一方鶏肉問題で騒がれたあの有名ファストフードチェーンの日本支社は、問題ないとして一切変更をしていないようです…
おじいちゃんと思わしき男性と孫と見られる女の子が楽しそうにフライドポテトを食べているCMの製作サイドからすごく悪意を感じてしまいます。
マスコミはスポンサーには弱いのでこういった報道はほとんどしませんよね、ネット等で情報が入ってこない世代をターゲットにCMを作るっていうのはいかがなものなんでしょうか
ここのフライドポテトは半年経っても腐らないという情報も…
逆に同じアメリカの企業クリスピークリームドーナツはトランス脂肪を使っていないそうです。
話を戻して私が不安なのは、規制がない日本で植物油やマーガリンだけでなくケーキなどの加工品にもバターが足りない事によりショートニングを使う会社やお店が増えないかということです。
多くの子ども達の口に入る物なので、クリスマスのケーキ選びも慎重に調べた方がいいのかもしれませんね~