年末に入り街も慌ただしくなってまいりました。
当院でも、交通事故診療の相談が増えています。
交通事故でもめるのは、双方の言い分が違う事故
例えば信号がある交差点で、双方が青を主張している場合や信号待ちをしていた際に前の車が突然バックをしてきたのにも関わらず前の車のドライバーが追突されたと言い張り保障を受けられないどころか、逆に損害賠償を請求されるケースもあるそうです。
前者は興奮していて勘違いしてしまっているという可能性もありますが、中には赤だったのを認識しているのにも関わらず、目撃者がいないのをいいことに青を主張しだすタチの悪い人間もいます。
後者に関しては言いがかりもいいところですね…
そういう、困ったドライバーが街にいるという事実は変えられないので何か自衛策はないかと考えていたら…
先日保険会社の代理店の方に、ドライブレコーダーの設置を進められました。
ドライブレコーダーとは、車のフロント部に小さいカメラを設置しそれを運転中、もしくは衝撃があった際に常時録画をし続けてくれるという機械です。
やはりタクシー等の運送関係の仕事の車は、導入が早かったようです。
近年普及してきているので、安い物では1万円ちょっとで購入することができます!
またコンビニ等の駐車場でドライバーが車を離れている時に当て逃げされた際など、衝撃でカメラの録画が作動し映像を記録しておける装置がついている物や、運送会社などでは運行状況を確認するためにGPS機能を搭載したハイスペックな機種を搭載する事も増えているそうです。
事故の映像が残っていると過失割合でもめるケースでも、スムーズに話が進むとの事です。
※但し、画像の改ざんが可能なため、裁判において証拠能力が必ずしも認められるとは限らないケースもあるそうです。
自分の運転が記録されるということで、自分自身の安全運転への戒めにもなりますね~
何はともあれ事故を起こさないのが一番なので、忙しい年末安全運転でお願いします。