暑くなってきましたね~
さて、先日こんな記事を見つけました。
新・医者にかかる10箇条
※医者にかかる10箇条あなたが“いのちの主人公・からだの責任者”
1.
伝えたいことはメモして準備
2.
対話の始まりはあいさつから
3.
よりよい関係づくりはあなたにも責任が
4.
自覚症状と病歴はあなたの伝える大切な情報
5.
これからの見通しを聞きましょう
6.
その後の変化も伝える努力を
7.
大事なことはメモをとって確認
8.
納得できないときは何度でも質問を
9.
医療にも不確実なことや限界がある
10.
治療方法を決めるのはあなたです
出典NPO法人ささえあい医療人権センターCOML
なるほど特にいいなあと思ったのが、1の伝えたい事はメモして準備です。
当院の患者様にも丁寧に身体の状態を記したメモを書いてきてくださる方がいます。
これはとても助かります。
ちゃんと主訴が明記してあり、どこで、いつから、どのようにして、どんなふうに痛めたと
過去にどういう病気や、怪我をしたことがあると書かれていると非常にわかりやすく
効率的に治療ができるのです。
病歴が多くて来院してから書く問診票の記入をめんどくさがり…
口で一生懸命言おうとしているのですが…
残念ながら言いたいことが多すぎて、支離滅裂になってしまう方も少なからずおります。
首の話をしていたのに…突然腰の話をしだしたり…突然数年前の足の手術の事を言い出したりと…
もちろん全て患者さんの重要な情報ではあるのですが、要点がブレてしまうんですね…
時間を無駄にしてしまうだけならまだしも、本来効果的に治療すべき部分を外してしまっている可能性があるのです。
これは、患者様にとっても大きなデメリットであると思います。
ですからそういう患者様には、どの医療機関にかかる時でも自宅でメモを書いて行くといいと勧めています。
お医者さんは神様でも魔法使いでもないのです、いろんな話をを聞いているうちに大事な事を聞き漏らしてしまうこともあると思います。
中には、文字を書くのも大変な方もいると思うので家族の方に協力してもらうといいと思います。
メモを使って上手に医療機関にかかりましょう~