鍼灸整骨院あおてあ|八潮市大瀬

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テーマ: スポーツ, トレーニング, 体のこと

8月に入り梅雨が終わり、夏真っ盛りです。

 

ある高校バスケットボール部の監督さんとお話する機会がありました。

 

暑い中練習をするのとエアコンが効いた涼しい環境で練習するのとどちらのが効果が高いかという話になり色々考えました。

 

ここからはあくまでも私の考察となります。

 

結論から申し上げますと、涼しい環境でハードに練習をした方が効果が高いと思います。

 

何故なら

 

①涼しい方がバテるまでの時間が長くなるので高強度な負荷を心肺機能や筋肉にかけることができる。

体温が異常に上昇すると体がエネルギーを使うまいとエネルギーの消費を抑えてしまいダルさがでてきてしまい、体の動きが鈍り効果的な練習ができなくなる。

体を冷やす為に大量に汗がでるため、水分と共にミネラル分まで放出してしまう事も理由の一つです。

涼しい環境で、沢山練習した方が高負荷をかける事ができるので効率的に体も鍛えられますし技術も上がると思われます。

 

②暑い環境だと脳の働きが悪くなる。

熱中症の症状に代表されるように、体にこもった熱を発散させようと血管が拡張され血圧が低下し脳に血流がいかなくなるため思考力が低下します。

その状態で練習をしても正しい判断をできないばかりか、何が正しくて何が良くないのかという事もわからずただ辛いだけになってしまう事が起こり得ます。

余談ですが、先の先生の話では最近は判断させる練習をするようにしているとのこと昔みたいに追い込む練習をすると、体罰と判断される場合もあるのでそういう練習はあまりしないようです。

 

上記の事からなるべく、涼しい環境で練習する方が効率が良いと私は考えます。

 

私が高校時代の監督は割と新しもの好きで、20数年前でしたが夏の練習は涼しくなり始める午後4時から開始するなど工夫していました。

 

ラグビーは夏の菅平高原での合宿に代表されるように、涼しい場所で鍛錬を積むのでこういう考え方は理にかなっていると思います。

 

ラグビーは冬がシーズン本番なのでわざわざ暑い中練習する必要はないんですね。

 

ただし、暑い環境で練習するべきパターンもあります。

 

それは、実際の大会や試合が暑い環境で行われる競技の選手です。

 

高校野球なんてその代表ですね… あとは真夏に行われるインターハイに出場する場合でしょうか。

 

やはり暑さに慣れておかないと、実際の試合でバテてしまったり正しい決断ができなくなることが考えられます。

 

私は真夏の炎天下で野球をやらせることは反対ですし、それこそ体罰、虐待に近い物だと思っているので

 

現在の高校野球の大会方式には疑問をもっています。

 

8月にやるなら早朝や夕方、ナイターでやるかドーム球場でやるべきだと思っています。

 

インターハイも同様、やるなら北海道や涼しい環境を用意できるところでやるべきだと考えています。

 

話は戻りますが…

 

後は一般の人が一時間程度筋トレをするくらいなら、汗をかけて気持ち良いかもしれません。

 

私も友人宅でトレーニングをするときは扇風機もまわさず汗をかきながらトレーニングをすることが多いです。

 

現代人は塩分過多な傾向があるので、水分を抜くことにより塩分が抜けむくみをとることができるのでお勧めです。

 

私の学生時代は、剣道部が真夏に黒いカーテンで道場を覆いストーブを焚いて稽古をしていましたが。

 

根性論で暑い中トレーニングするメリットはそんなにないので、今は止めた方がよいと思います(笑)

 

ではお大事にどうぞ