はり治療についてよく質問を受けるので、今日は鍼(はり)での施術について説明します。
当院では半分以上の患者様が鍼治療を希望されています。安価に安全に治療をするように心がけておりますのでお試しください。
また、当院の鍼は衛生面に配慮し使いまわしではなく、全て国内ブランドのディスポ鍼(使い捨て)を使用しております。
ですので、感染症等の心配はありませんのでご安心ください。
鍼(はりは)痛くないの?
鍼の太さは病院等で使う注射針とは違って中に液体を通す穴が無いため、きわめて細く髪の毛と同じか少し太くしたぐらいしかありません。
よって痛みはほとんどありません。
ですがまれに緊張しやすい方や過敏な方は筋肉に力が入ってしまい痛みがでます。
最初試してみて、どうしても痛みがでるという方はすぐに施術を中断します。
鍼はクセにならないの?
これもよく聞かれる質問です。結論から言いますと、薬のような副作用や習慣性はありません。
ただし、施術後に重だるい感じになったりその他様々な症状が出る場合があります。
しかし、それらの症状は数時間、長くても二日程度で消え、その後身体が改善致します。
これを東洋医学では瞑眩めんげんと呼び効果が現れる前兆です。好転反応とも言います。
何回受ければいいの?
鍼灸に限らず、その他の施術でも言える事ですが、矛盾しているようですが悪くなる前に施術を受けるのが一番良いです。
施術回数も少なく済みます。
悪化してしまっていたり、慢性化してしまっているものは時間もかかりますし、定期的に来院していただかなければならなくなります。
もちろん、毎日きていただければ良いのですが…人によってはなかなか時間がとれないという方も多いと思いますので
その人の生活にあったプランを提案させていただきます。
慢性疾患の場合は週一回を最低6回通っていただき、症状が軽くなって来ていれば半月に一回、月に一回のメンテナンスに移行していきます。
自分で気をつけなければいけないことはありますか?
基本的にはいつも通りの生活でも問題ありませんが…
鍼の施術を受けた後は、血の巡りが良くなっているためお酒を飲むと酔いやすかったり、長湯をするとのぼせやすくなるのでご注意ください。
後は鍼灸に限らず早期の改善をするためには、睡眠をしっかりとり、暴飲暴食は避けバランスの良い食生活を心がけ、運動をすることです。
当たり前の事ですが、これが一番大事です。病気を遠ざけ、健康な生活を送るという基本的な事ができてない方が多いのです…
また、改善点があれば遠慮なく指摘致します。
例えば、頭痛のために通院しているのにスマホのゲームを一日何時間もしている場合は症状が改善するまでスマホは生活に必要な事以外一切使用禁止するように指示します。
頭痛の原因と思われる事を自分でしておいて、治療を受けているのに治らないと言うような方は通っても意味がないのでその旨をハッキリ説明します。
治療だけ受けていれば治るという事は考えないということですね。
慢性的な肩こり、腰痛、タイプにもよりますがぎっくり腰や寝違えにも効果を発揮します。
交通事故の後遺症の際の鍼治療も好評です。
是非お試しください。