先日、休みで出かける為、朝5時前に自転車に乗っていたところ…
パトカーに止められました。
なんでも一時停止を無視していたとのこと、もちろん左右を確認して車も歩行者もいなかったのでそのまま通り過ぎたのですが…
一時停止の定義としては、完全に停止しなければいけないんですよね。バイクに乗っている時は停止して足を地面につけていましたので、おそらく完全に止まって足がついていれば一時停止と認められるでしょう。
自転車も厳罰化の流れが加速しており…
他府県ではイエローカードを渡して注意喚起を促しています。自転車事故が多い埼玉県ではレッドカードを採用しているとのこと。
一応、レッドカードイエローカードは何枚もらっても警告を促す事が目的であり、罰金等のペナルティはありません。
身分証を出すように言われたので健康保険証を出し、記録されこのカードを渡されました。
かねてより、自転車は厳罰化すべきとブログに書いていたにも関わらず。自分自身がこんなカードをもらってしまうとは、大変申し訳ございません。
その後は防犯登録番号を端末で確認され、もちろん私の物という確認ができたので開放されました。
もちろん反抗的な態度はとっていませんが、始発の時間が迫っていたのに加え車も歩行者もいない朝4時台の交差点を通り過ぎただけで止められるのは内心少々イラついたのも事実。
ですが後になり冷静になって考えてみると、警察官の方々は仕事で行っている事ですし本来なら赤切符扱いになり懲役や罰金を科されても文句を言えない立場です。
※この記事を書いた2日後2024年5月17日に参議院で自転車にも青切符が適用される法案が可決成立されました。二年以内に施行されるとのこと。
【速報】悪質違反の自転車運転者に「青切符」 改正道交法が成立(TBS NEWS DIG Powered by JNN) – Yahoo!ニュース
厳罰化された事によりいきなりそれらを科してしまうと混乱も生じてしまうため、警告という形でイエローカードレッドカードを渡しているのでしょう。
もちろん警察官も人間ですからこのカードもノルマがあるのだと思われます、同じ給料もらえるなら嫌な思いしてこんな事したくないでしょうし。
ただ警察官として根底にあるのは、悲惨な事故を起こしてほしくないという気持ちがあるのかなと。
我々が知らない悲惨な現場を見ている方々な訳です。
私が好きな警察官のマンガ、テレビドラマにもなったハコヅメにこのような一節があります。
違反してゴネる一般人の対応を報われない仕事と憤る新人警察官に、県警一の交通警察官が言った言葉。
「見せてやりたいだろ、違反してゴネる奴にお前の頭にこびりついた光景を何も知らないくせにムカつくよな。でも知らなくていいんだあんな光景、あんなのは当事者にならない限り知らなくていいその当事者を増やさないための俺らの仕事だ」
元女性警察官が描いた、警察官の悲哀や本音をコメディを交えつつ伝える名作だと思っております。
毎日悲惨な事故のニュースがあります、最近も清掃車が小学生の自転車に衝突し死亡させたり、母親が子供を載せてコンビニの駐車場を運転していたら子供がスライドドアから転落そのままひき殺してしまうという事故もありました。
もちろん亡くなった子供が気の毒なのですが、その対応をする警察官や救急隊、医療関係者がいるわけです。その人たちの事も忘れないようにしたいと思います。
素直に反省し道路に出る際はこれをいつも心に留めておきたいと思います。
違反をして罰金になったり免停になって警察官を恨んでいる方にもこの一節は見てほしいですね、お金はまた稼げば良いし免許は取り直せば良い事です。事故により負ってしまった障害や亡くなった人は戻ってきません。
読んだ事が無い方は是非。
出典 ハコヅメ~交番女子の逆襲~