3月23日土曜日24日日曜日 臨時休業
25日月曜日 通常営業
26日火曜日 定休日
27日水曜日 臨時休業
28日木曜日以降 通常営業
ご迷惑をおかけし大変申し訳ございません、何卒宜しくお願い致します。
尚、4月1日以降自費施術代金を1,100円値上げ致します。※学割整体を除く
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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前回の記事はこちら東海道を歩く⑧ 4日目 大磯宿~小田原宿~箱根湯本駅 | 鍼灸整骨院あおてあ|八潮市大瀬 (aoteabodydesign.com)
遂に箱根峠に挑みます。靴はモンベル幕張アウトレット店で購入した登山靴!
店長さんがフィッティングしてくださり、とても親切で私の足にもピッタリでした。
モンベルは日本のブランドなので幅広靴も揃えておりありがたいです。
始発で行くつもりが二番目の電車になってしまいました。
交通費削減の為、JR線管内は青春18きっぷを使います。青春18きっぷも今後続くかわからないとネットニュースで見ましたが無くなったら残念です。
学生が鉄道を使わない春休みに夏休み冬休みの期間に発売されるんですよね。社長も務められた須田さんという方が作ったそうです。
若い頃、友人の結婚式で三重まで行くのに使ったり…仙台の同僚に会いに行くために仙台に行って朝まで飲んで始発で帰ってくるなんてこともやっていました。
新幹線や特急には乗れませんが一日当たり2,410円でJR線乗り放題という素晴らしい切符です。
若い人もこれを使って色んなところに行ってもらいたいなぁと思います。
落ち着いて座りたかったのでグリーン車で行きました、青春18きっぷ利用でも普通列車のグリーン車等にはグリーン券を払えば乗ることができます。
小田原に到着、どうする家康効果で観光客も多いんでしょうね。
駅に飾ってある浮世絵
ここからは箱根登山鉄道で箱根湯本駅まで向かいます。
朝ごはんに小田急系列の立ち食いそば箱根そばを食べようと改札に入ったら、お店は改札外にあることが判明…
しかたなく駅のホームにあったセブンイレブンでおにぎりを買ってホームで食べました。
箱根湯本までは小田急線で使われている車両と同じ車両、制服姿の女子高生がいたのがびっくり。
実は強羅駅の近くに私学の女子校があるんですね、知らなかった。
箱根というと観光地のイメージなので観光客しかいないのかと思っていましたが…朝の時間は通勤通学の方も沢山乗っていました。
箱根湯本より先はお馴染みのこちらの車両になります。
乗りたかったですが江戸時代の旧東海道は箱根駅伝で使う箱根登山鉄道に沿った方の国道一号線沿いではなく、どちらかというと箱根新道に沿った道を進みます。
ですので私はここで下車。
これから挑む箱根の山、前日までの予報では昼過ぎに雪の予報でしたが…当日の予報では11時から降り始めると変わっていました。
急がねば… 本当は三島まで歩きたかったですが時間の関係で箱根峠を目指すことにしました。
旧東海道は大きな旅館や宿泊施設は少なく、民宿やゲストハウス、住宅が並ぶのみで現在はメインストリートの趣はありません。
しばらく歩くと旧東海道の歩道入り口がありました。
石畳が敷かれており旅情を搔き立てられます。
素晴らしい石畳、箱根峠はスニーカーで踏破してしまう人もいるそうですが…
トレッキングシューズは履いた方が良いと思います、石にソールが張り付く感じがないと滑りますし足の捻挫予防になるからです。
再び国道に合流、峠道はグネグネカーブしていく車道を歩道がショートカットして登っていくのでこれを繰り返すことになります。
巨大な宿泊施設、箱根町は神奈川県の財政力ランキング一位を誇ります。
きれいなトイレの横に須雲川自然探勝歩道の入り口があります。
うっそうとしていて怖い…
暗くて怖いですがすぐ左手に有料道路箱根新道があるため結構なスピードで通り過ぎるトラックや車の音が聞こえます。
都市部ではただの騒音ですが、一人歩いていると安心します。(笑)
元箱根に行くまで誰一人としてすれ違ったりすることはありませんでした、冬の平日で雨の予報の時に歩く物好きは私くらいなのでしょう。
滝廉太郎の箱根八里の歌詞のとおりですねぇ、苔滑らか。すべらんようにしないと
箱根に来るほとんどの方が登山鉄道で強羅まで行き、ケーブルカーに乗ってロープウェイに乗ったり。バスや車で行くと思いますが…
これこそが箱根だと思いました。私も幼少期より何度も箱根には来ましたが箱根の良さを一番感じたた旅になりました。
この辺りは東京電力の敷地らしく、水力発電の施設などもあるのでしょうか?順路以外の場所には立ち入らない方が良さそうです。
再び国道に合流、この場所に似つかわしくないめちゃくちゃきれいな神社らしきものがありましたが…
グーグルマップで口コミをみると色々書かれておりました、よくわからないので言及は避けます。
再び遊歩道、ここは割石坂というそうです。
東京電力のグループ会社の小水力発電所、以前は老舗旅館が所有して自家用として使っていたそうな。すごい地産地消だ。
道路を渡って再び旧街道へ、写真だとわかりにくいですが急な下りになります。
山登りあるあるですが山って起伏があるので登っていくときも下らなければいけない所があります。
初心者の私は「後で登らすくせに下らすんじゃねえ」と心の中で思っておりました。
まあ登山も旅行も生きていく上で必ずしも必要な事ではないものなので、そもそもが無駄な事をしているのです。
自然や山道に合理性を求めてはいけないのです。
良い景色だ
大澤坂、座頭転ばし坂の異名もあるそうです。
ここも結構な傾斜があります、思ったのですが大名行列で殿様は基本安全の為もありどの籠に乗っているかわからないように複数の籠でカモフラージュしていたそうなのですが…
こんなに急な坂だと担ぐ方も大変ですし、籠の中の殿様もひっくり返ってしまうのではと思いました。
「殿、ここの坂はお歩きください」などと供の侍達が後ろから押したりしていたのかと想像しました。「足が痛くてかなわん」「もうしばらくの辛抱でございます」なんてやり取りがあったのかと想像しながら歩いていました。
山賊が出たり暗殺されるリスクもありますし、木々の間に気を配り登っていく護衛の侍たちも大変だったでしょうね。
こういう想像をしているだけで楽しいです。旅行系ユーチューバーのスーツさんの名言「教養がないと娯楽に金がかかる」を思いました。(笑)
まあ私もそんなに教養がある方ではないですが、教養的なものに興味があるとこういう歩いているだけの旅も楽しめます。
現代では旅は色んなサービスを受けるものになっており、乗り物に乗ったり、テーマパークや観光施設に入ったり宿泊施設でお金を使って楽しむというのが主流になっています。
もちろんそれはそれで楽しさはあるのですが、身体を使って歴史や文化を感じるという方が私は楽しいと思っています。
前もこんな話したかもしれないので重複していたら申し訳ありません。
間の宿、畑宿に到着。
畑宿は小田原宿と箱根宿の間の宿になります。
寄木細工の集落として有名です、体験施設もありますが平日の朝10時前ということで閉まっており静かです。
街道の石畳は道がぬかるんで膝まで浸かってしまう事もあり、幕府の命をうけ近隣の村人達が作り上げたそうです。
いわゆる公共工事みたいなものですから幕府から給料が出たりしたのでしょうか?タダ働きだったら気の毒だなぁ
石畳を歩くときは感謝の気持ちをもって歩こうと思います。
住宅の間に本陣跡があります。
また旧街道の入り口脇にきれいな公衆トイレがあったので拝借。
ここにはバス停もあるのでちょっとしたハイキングなら箱根湯本駅から旧街道経由の箱根港行のバスに乗ってここで降りても良いかもしれません。
スーツさんの動画でもここまでバスで来て歩く動画がありましたね。
ここでちょうど二時間、山登りは時間がかかりますね。地図でみてもわかるようにここからは徒歩で行く旧東海道、車が通れる旧東海道、国道一号線箱根新道がグネグネ交差しながら登っていきます。もちろん徒歩で行ける道が最短ですが、その代わり傾斜もきついです。
両サイドにこんもりした塚があります。これが畑宿の一里塚。恐らく後年作ったレプリカだそうです。
登っていくと近代的な橋があります。下には有料道路箱根新道をビュンビュントラックが通り過ぎます。
恐らく山を削っているため、旧道の為にこの橋をかけてあるのでしょう。
旧道を歩くハイカーの為にこんなしっかりした橋をかけられる、日本は経済的に豊かなのだと実感します。
車が通れる旧東海道に合流後、左手に階段があります。
ここは箱根七曲りというヘアピンカーブが連続する区間なので、そこをショートカットするように歩行者用の階段が整備されております。
ありがたいですが、階段は大腿四頭筋内側頭に負担がすごいです。このダメージは後々効いてくることになります。
樫の木坂というそうです。箱根の難所の中でも特に厳しい坂であったようで、樫の木のさかをこゆればくるしくてどんぐりほどの涙こぼれると書いてあります。
路肩には雪が積もっております。
どんぐりほどの涙はでませんでしたが結構キツイ。しっかりした階段があり、性能が良い登山靴を履いているので昔の人よりは楽だと思うのですが…
この辺りから雪交じりの雨が降り始めました…まずいなと思いつつ先を急ぎます。
猿滑坂 サルも滑るくらいの坂だそうです。現代も話を盛る人っていますが、昔の人はもっとひどかったのではと私は思います。
有名な滝廉太郎さんの箱根八里の歌詞にも「万丈の山♪」という歌詞がありますが一丈は3.3メートル1万丈の山というと3万メートル、エベレストの三倍以上になります。
昔はインターネットもありませんし、書物だって庶民にとっては貴重品。ですので嘘つきとか詐欺師とか多かったんだと思います。
確認するのが難しいですからね。
道沿いには結構ゴミが落ちていてそれらを拾いながら進みます。小さい飴とかチョコレートなんかの包み紙が落ちています。ハイキングする場合はゴミは持ち帰りましょう。
衝撃だったのがプルタブが分離式のペプシコーラの缶が落ちていたこと…1989年から缶から外れないステイオンタブに変更されたことから捨てられてから35年は確実に経過しているものと思われます。たまたまフタも落ちていたのでそれも拾いました。あとは靴のソール部のゴムが結構落ちていました、古い登山靴ハイキングシューズできて底面がはがれるということが多いそうで、久々に登山する場合は新しいものを買った方が良いかもしれません。
やっと目的地の一つ甘酒茶屋に到着。修繕中でした。
ここにはヨーロッパ系やアジア系を含めた観光客がおりました。皆さん、車やバスで来ている感じ。
自分は歩いて来たんだと勝手に優越感。
注文は入り口のカウンターで先にしてお金を払うスタイル。
両手にゴミを持っていたので「あのー道中ゴミを拾ったのですが捨てる場所ありますか?」と聞いたらお店の女性の方が「あー結構落ちてるんですよねいいですよ」と言って素手で受け取ってくださいました。とても親切にしていただき大変恐縮でした。
囲炉裏もあるし土間にはストーブも置いており大変ありがたい。テーブルの薬草茶は飲み放題。
せっかくなので甘酒とお餅二種類で1,800円
毎日ついているそうでとても滑らかでおいしいお餅、砂糖を使っていない無添加の甘酒と絶品でした。漬物もおいしい。
高いという人もいるかもしれませんが、もち米も高いですし茅葺の店舗の維持費、暖房等の光熱費で結構なお金がかかっていると思います。
物価も高騰していますし、むしろこの場所でこれが食べられるのは安いくらいだと私は思います。
甘酒茶屋の説明書き、最盛期にはこの近くには4軒あり箱根全体では9軒の甘酒茶屋があったそうです。
今はこの1軒が残るのみだそう…周りには人工物も少なく唯一無二のお店なので皆ここを目指してくるのもうなずけます。
現在は車が通る道路側が入り口ですが、昔は当然後ろにある旧東海道が入り口だったそうです。
休憩して足が冷えたのか前腿の内側は痛い、ですが気合で登ります。
ここからの道はかなり急でした。
写真が下手くそですが相当急です。
奥には芦ノ湖が見えてきます。下っていくとヨーロッパ系の方々が散策していました、雨で傘をさしながら歩いていたので見ていてハラハラしました。
あれは危ない
元箱根の街に到着
バスターミナルと港にに若者がたくさんおりました。
大学生の卒業旅行でしょうか?遊覧船もいいけど箱根を楽しむなら街道ウォークだぞと心の中でおじさんがマウント。
右側の箱根神社の鳥居の前でインスタ映えする写真を撮る人たちが行列を作っているそうです。
箱根の関所を抜けます、見学する場合は入場料が必要だそうですが通過のみの場合は必要ないそうです。
チケット売り場の小屋に近づき中にいた高齢のスタッフの方に通過しますと言おうとしたら窓も開けずに行っていいよというジェスチャーをしてもらいました。
色々、展示物がありましたがお金も払っていないのに写真を撮ったり見たりするのは図々しい気がしたので足早に通過。
ここも欧米やアジアの観光客が沢山いました。
京側の入り口
箱根駅伝の往路のゴール兼復路のスタート地点、横には箱根駅伝ミュージアムがあります。
ここから先はあまり観光客が行かないエリアだと思います。住宅街を抜けると芦川坂があります。
芦川の石仏群というのがありましたがちょい不気味だったので写真は撮らず。
あまり道にある仏像等は写真に撮らない方がよいという話もあります。
国道一号線をくぐります。
ここは赤石坂、このエリアもかなり急です。人の気配が一切しません。
箱根峠に到着、最後の挟石坂はかなりの勾配でした。
箱根新道と国道一号線の合流部
ここからバス停まで歩きます、歩道もないので歩いている人は私のみです。ドライバーの方々もなんだこいつはと思っていたことでしょう。
静岡県に突入!相模国から伊豆の国に入ります。
ご覧のように本数が少ない熱海行のバス、先ほど通過した元箱根から来るバスになります。
これを逃すと1時間待たなければいけないため、間に合って良かった。20分ほど待って乗車できました。
無事乗車 熱海市街まで乗客は私一人でした。
急で細い道を大きいバスで運転する技術はすごい。熱海でお寿司を食べて東海道線グリーン車に乗って帰宅しました。
移動距離はいつもの半分ほど、勾配を考えたら仕方ないですね。
2024年3月5日 箱根湯本~箱根宿~箱根峠
14.73km 4時間50分
当日の総歩数総距離 29,828歩 20.55km
八潮-秋葉原 471円
南千住ー八潮 335円
秋葉原ー小田原 熱海ー南千住 2,410円 青春18きっぷ利用
往復グリーン券 2,000円
小田原-箱根湯本 箱根登山鉄道 360円
箱根峠ー熱海駅 バス 1,180円
セブンイレブン朝食 514円
甘酒茶屋 1,800円
計9,070円
総計37,249円
登山靴の中でも足の指を使う事を意識していた為か、筋肉痛以外に特にトラブルはありませんでした。
いつものストレッチとトレーニングも翌日から再開、かえって動かしていた方が調子が良さそうです。
腿のケアはシックスパッドパワーローラーsがとても良いです、腰痛の原因になるお尻回りももの側面をケアするのに最適です。
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次の記事 しばらくお待ちください。
さて、いよいよ箱根路に挑みます。
ずいぶん遠くまで来たなぁという感じです。
年明け一発目の東海道ウォークは令和6年1月9日火曜日、八潮駅始発の5:03の電車に乗ります。
記憶があいまいなのですが、以前は八潮始発の電車は少なかったし始発ももう少し遅かったような…
3月16日より快速電車も停車するようになるそうで、恐らく八潮以東のみの列車はないと思われますのでこれによりつくばエクスプレスの全列車が停車する駅になりますとても喜ばしい。
便利な街になったもんだ。
この日は東京駅で東海道線の始発、沼津行きに乗ることができました。
下りだしグリーン車に乗らなくてもいいだろうと思っていたら、横浜を過ぎても乗ってくる方がたくさんおります。
満員というほどではないものの、これは意外でした。
藤沢や小田原等に勤めている方も沢山いるということですね。
6:44に大磯駅に到着、しばらくお世話になる東海道本線。
いつ見ても素敵な駅舎です。アニメなんかに出てきそう。
通勤客がそこそこおります、埼玉民からすると観光地ですがここに住んで都内まで通勤通学している方も沢山いるんですね。
駅前にある洋館、大磯迎賓館。 今もイタリアンレストランとして使われているそうです。
駅方面から東海道が通る海に向かっていきます、駅は高台側にあります。
小道を抜けていき、東海道に復帰。一路小田原を目指します。
すぐ右側に偉い人しか泊まれない本陣跡があります、現在は写真屋さんなんですね。
こちらは和菓子屋さん、残念ながら早朝なのでオープンしておらず… 大磯は古い建物が点在しています。
旧街道あるある、左側側道に旧街道が残っており右側のローソン手前で現在の幹線道路にすぐに復帰します。
手前に海水浴発祥の地の石碑がありました。
陸軍医であった松本良順という方がオランダの文献を読み海水浴の効能を知り明治18年1885年ここ大磯町に海水浴場を設置したとのこと。
まあ、それ以前も各地で海で遊んだり泳いだりすることはやっていたと思われますが…
漁師の方々が漁の邪魔になると一般の方に入られるのを嫌っていたという事もあり、健康の為や泳ぐ場所という意味での区分けをしたのがここが最初ということなのだと思います。
すぐに1号線に復帰。戸塚の辺りに看板があった井上かまぼこ店さんがあります、当然早朝なので買い物はできず。
電車内でおなかがすいてしまい、牛丼屋さんの朝定食を食べたかったのですがグーグルマップで調べるとこの近辺には全くそういうお店はありませんでした。
しかたないのでローソンで肉まんを購入。物価高の為、以前と比べてサイズが小さくなっています。
最近は食品の内容量を減らして価格の上昇を抑えるというステルス値上げが横行していますが…普通に値上げすればいいんじゃないかと思います。
長くデフレでいたので値上げに対して企業側も消費者側もアレルギーが強すぎるのではと。
値上げは悪ではないと思うのですが…
とはいえ私も安いものが好きですし、施術費の値上げには慎重になります。
朝食を食べ、先に進むと左側に「湘南発祥の地」という石碑があります。
なんでも中国の湖南省に流れる湘江の南側のエリアが湘南と呼ばれていたそうで、大磯がその地に似ているからつけられたとか…
相模の国の南、相にさんずいをつけたとのこと。
我々がイメージする湘南て江の島、鵠沼海岸がある藤沢市あたりをイメージしますが、それらは大磯からかなり東になります。
今や、大磯を通るバイパスは西湘バイパスと名付けられている事からそういうイメージが定着しているような気がします。
湘南と呼ばれるエリアはかなり広いんですね。
隣には京都の落柿舎、滋賀の無名庵と並ぶ日本三大俳句の草庵、鴫立庵しぎたつあんがあります。
と偉そうな事を言っていますが私は俳句の素養がないので全くわかりません。
ウィキで調べただけです。
川が流れており風情があります。
海沿いを歩いていくのも退屈なので大磯町役場の横を抜け海沿いにでました。
西湘バイパス越しに見る相模湾に登る朝日、美しい。
バイパス沿いに遊歩道が設置されております。
ここの壁にもならず者が書いた落書きがあります。私、グラフィティは嫌いではないのですがこのように公共物や他人の物に勝手に落書きをするのは良くないと思っています。
スプレーで絵を描いたりあの技術は素晴らしいと思います。書いてもいい場所や自分の資産に描くならよいのですが…
まあこれは下手くそな上に公共物を汚しても平気な精神を持ったアホが書いた落書きという評価をする方がほとんどではないかと思います。
前方にはこれから超えていく箱根の山々が! ワクワクしてきます、思えば遠くに来たもんだ。
あまり街道から離れ続けているのもどうかと思い、戻ることにしました。
右側に広大な庭園が… 大隈重信さんや陸奥宗光さんの別邸跡だそうです。 今は明治記念大磯庭園となっており、庭園は公開されているようです。
千駄ヶ谷の明治記念館と関係あるのでしょうか???
街道にリカバリー 松並木が植えてありいい感じです。
少し行くと八坂神社という小さい神社があります、海のそばだからか入り口が砂地になってます。
お参りして少しゴミを拾いました、地域の神社って感じですね。
血洗川を渡り左手に時の首相吉田茂さんの邸宅跡が…右側には城山公園。
ここから国道をはずれ旧道を行きます。
セブンイレブンがあったのでトイレを拝借、何も買わないのも悪いのでアーモンドチョコを購入。
左手には大磯プリンスホテルが見えます、大磯ロングビーチがあるところですね。
昔は女だらけの水泳大会などが行われていた時ですね、昭和から平成初期にかけてやっていた番組で、必ず胸部をさらけ出すポロリ要員と呼ばれるアダルト女優がおり…
親とみているととても気まずかったのを思い出しました。ちょうどワタクシは思春期真っただ中だったのでガン見したかったのですが(笑)
それも叶わず、今はスマホで容易に見ることができてしまうので逆にありがたみを感じなくなりましたね。ただおっさんになったからなのか…
当時はテレビもセクハラパワハラなんて言葉もなく、下品のオンパレードみたいな番組も沢山ありました。
このような住宅街を歩いていきます。
ちょうど小学校の通学時間、子供たちは右側通行を守っています。
私、ずっと勘違いしていたのですが日本はすべて左側通行だと思っておりましたが…歩行者のみ右側通行が正しいそうです。
もちろん自動車や自転車は左側通行です。この場をお借りしお詫びいたします。
ただし歩道内ではどちらに寄っても問題ないそうです。
自転車に乗った時に混同してしまうので、左に統一した方がよさそうな気もするのですが…
車と対面にした方が事故が防ぎやすいというのが理由みたいなのですが、本当に効果があるのかは謎。
恐らくほとんどの国民が歩行者は右というのは知らないのではないかと思います。※私だけかもしれませんが…
日本の基本的な交通ルールを教えてください 警視庁 (tokyo.lg.jp)
再び国道に合流、ここも松並木が整備されております。一里塚跡ですね。跡形もないですが(笑)
ちゃんと右側通行している子供たち、左側を歩いているおじさん(私)
ここから二宮町、立派な松の木だ。
二宮駅に到着 東海道線は一駅が長いです。
やはり旧東海道、今は営業していなさそうな商店が並びます。通学路につき通り抜けはご遠慮くださいとの表記が…まあ私は徒歩なので問題ないと思います、恐らく車に向けた言葉ですね。
その隣にヤマニさんという醤油の蔵元がありました、なんでもお刺身に合ったしょうゆだそうです。今度見かけたら買ってみよう。
住宅街を歩いていくと、梅澤橋の石柱がありますが川がありません。
地図でみるとこの前後には川があるのでここは暗渠になっているようです。
暗渠 あんきょとは
〘名〙 道路、鉄道などの地下に埋設したり、地表にあっても水面が見えないように、ふたがしてあったりする通水路や排水溝。
の事をいいます。私はブラタモリで知りました(笑)
再び国道に合流すると、左側にまた小道が。
この辺りはお地蔵さんのところに古い正月飾りなどが置いてあります、不法投棄かと思いましたが回収するシステムがあるようです。
信心深い方が多い地域なんですね。
押切坂一里塚跡 江戸より18里の文字が、この先に本陣跡がありこの辺りは間の宿であったようです。
押切坂を下ると中村川という川をわたります。
鯉がうじゃうじゃおります、鯉って汽水でも生息できるんですね。インスタのショート動画で鯉料理店を営む方の動画をみましたが、結構おいしいみたいですね。
一瞬、小田原市に入ってまた二宮町に戻ります。飛び地でもあるんでしょうか。
そしてすぐに小田原市にまた戻ります。 この坂は車坂と言うんですね。ちょうど上の坂に車が停まっていました。
道路を歩いているのも飽きたので海岸にでます。
西湘バイパスの下に見えるきれいな相模湾。
海沿いを歩いていきます。
漁師さんの家等があるみたいですね、軒先に網や漁に使う物が置いてあります。こういうところに住んでいると車をはじめ色々なものが錆びてしまいそうです。
それはそれで苦労があるんでしょうね。
降りられるところがあったので海岸に降りてみました。
砂というより小石が多いです、台風などで削られてしまうそうで護岸工事をやっておりました。
実はビーチというのは人工のものが結構あるんですよね、有名どころではハワイのワイキキビーチも人工ビーチとなります。
そろそろ東海道に戻ります、戻って少しすると東海道線国府津駅がありました。
段々、箱根の山々が大きくなってきます。
森戸川を渡ったところに西湘バイパス国府津インターの出口があり、そこに架かっている遊歩道の上から富士山が見事に見えました。
ちょうど東海道線の列車と一緒に取ることができました。
ここに吉野家さんがあり、牛丼セットをいただきしばし休憩。
吉野家さんのすぐそばに、密柑問屋井上さんの倉庫兼直売所がありました。
色々種類があったので一番値段が高かった尾崎さんのみかんを購入。
これは品種の名前なんですか?と聞いたらどうやら農園の名前だそうです。とても親切にしていただきました。
家に持って帰って食べたらめちゃくちゃ甘くておいしかったです。この辺りは干物と同じようにみかんも名産なんですね。
小八幡の一里塚跡 この辺りの街道沿いは魚屋さんが多いです、土地柄ですね。指が入ってしまいました。
酒匂川さかうがわに到着
小学校時代の社会の授業で使う地図帳にこの辺りの事が詳しく載っており、酒匂川というと小田原に来たと実感する事ができます。
地理マニアの私は社会の授業以外でも地図帳を見ておりました。
他の勉強は全くできなかったのですが私の通っていた小学校では高学年になると全国の都道府県県庁所在地のテストが土曜日にあり、全問正解できるまで帰宅できないというルールで、私はクラスで一番早くクリアし堂々と下校したことを思い出しました。
いまだにそんなことを覚えているくらい勉強が苦手だったのです、苦手というか好きじゃなかったという方が正しいでしょうか。
親に聞くと、授業参観に行くと私はずっと窓の外を見ていたそうです。高学年の時の担任の先生の事が好きではなかったということもあり、子供時代から同じ場所にいるのがストレスでいつもどこか遠くへ行きたかった事を思い出しました。
大人になってもこんなことをしているので、人間根本的にはあまり変わらないんですね。
子供の頃の自分に会う事ができたら「大人になったらそこそこ色んな所に行けるから今は勉強しておけ」と声をかけるでしょうね。
この川は干潮なのか海への開口部に砂州ができており、海につながっていません。見えていないだけかもしれませんが…
いい景色だ
小田原宿、江戸側の見附に到着。
江戸から数えて9番目の宿場町です。
一里塚跡
途中に看板があった、どらやき屋菜の花さん。
おしゃれでかわいい感じのお店ですね、女性が好きそう。
ここから左折し、突き当りまであるくと小田原宿ふれあい交流館がありました。
ここのお座敷で休憩させていただきました。施設の女性にお茶を頂きました、とてもありがたい。
先ほど購入したどやらきもすごくおいしかったです。
他にも観光客らしき方々もおりました。トイレをお借りし出発。
建物の間から小田原城が見えましたが、もっと良いロケーションがあるだろうと思っていたらこの後はなく小田原城の写真は撮れませんでした。
東海道線、新幹線、箱根登山鉄道の高架をくぐります。今気づいたのですが、今日歩いてきたのは箱根駅伝の4区7区のコースなんですね。
実は旧東海道はこの高架ではなく写真右側に入り口があり、うっかりして通り過ぎてしまいそちらを通ることはできませんでした。
箱根登山鉄道箱根板橋駅
この辺りに制服姿の中高生らしき男の子たちがたくさん歩いていました。
この箱根登山鉄道の高架をくぐったところで右側の旧東海道と合流となります。
小田急ロマンスカーEXEが通過
1996年ちょうど私が大学一年生の時にデビューした特急です。従来のロマンスカーとカラーが違い展望座席もないことから一部のファンから批判があったそうですが…
私は高級感があるカラーが好きでした、シートもとても快適。
大学があった町田から新宿に用事があった時はお金もないのに特急料金を支払ってわざわざ乗ったこともありました。
もうすぐデビューから30周年なんですね、私も年を取るわけですね。
早川沿いに小田原用水の取水口がありました、ここから小田原城下町に上水道を流していたようです。
きれいな水ですね。ここの反対側に韓国人会館という建物があります、ロマンスカーで箱根に来ると目に付く建物です。
この辺りは韓国人の方が多く住んでいるのでしょう。
この辺りからゆるやかな坂道になっていきます、いよいよ箱根の山に挑む事になります。
こちらは箱根観光で小田急としのぎを削っている西武バス。
振り向くと東京メトロ千代田線直通のメトロはこね号がやってきました。今日は日帰り温泉に入り14時26分箱根湯本駅発のこの電車に乗ることが目標です。
現在12時22分果たして間に合うか…
これに乗れれば八潮まで北千住での乗り換え一回で帰宅することができます。
この辺りで本日21kmになります、20kmを超えると足が重くなり息が荒くなってきます。
箱根の有料道路、箱根ターンパイク。こちらを通ると混み合う箱根湯本駅等を通らず芦ノ湖の箱根港や十国峠まで一気に抜ける事ができます。
漫画イニシャルdで高橋涼介のRX7と北条凛のGTRが戦った場所ですね。あれはファンタジーなので作品として楽しむものなので、くれぐれも実際真似をしないようにしましょう。
公道でレースはしてはいけません。
当時はあの漫画の真似をして対向車線にはみ出して事故をしたり、ガードレールに突っ込む輩が事故が多発したそうです。
夜中に爆音で舞台となった峠に走りにいき地域住民に迷惑をかける輩もいたそうです。車が運転できる年齢になっても幼稚な奴等というのは一定数いるものです。
小田原厚木道路のトンネルを超えたところで旧東海道に分かれます。
この辺りの民家の軒先ではみかんをはじめ野菜などが売られています、無人でお金を置いていくスタイルですね。
箱根登山鉄道の風祭駅 鈴廣のかまぼこの工場があります。
子供が小さいときかまぼことちくわづくりの体験をしにきたことがあります、箱根駅伝の小田原中継所でもあります。
風祭の一里塚跡 ここで写真を撮っていたら車にひかれそうになりました。
私が悪いのですが、写真を撮る時には気をつけねば。この辺りは牧島かれんさんの選挙区みたいですね。
旧東海道という雰囲気が素晴らしい
踏切に差し掛かると、最新の7000系ロマンスカーと遭遇。2018年デビューなので5周年のステッカーが貼ってあります。
とてもカッコいい。
乗客の方のお顔が写ってしまったので消してあります。
展望座席はとても人気だそうですが写真に写りこんでしまうというリスクがあります。
再び国道に合流
右側の箱根登山鉄道の下に、牛四天王神社につながるトンネルがありました。
とても興味がありましたが時間もないのでスルー
この辺りでは毎度のことながらジョギングのように歩いています。今回はトランポリンのトレーニングの影響で臀部周りが張っており腰が痛いです。
やり方が下手なんですね。
ようやく箱根湯本に到着!歩いてここまで来たと思うととても感動します。
先ほど通り過ぎた7000系が駅舎に入っています。
三枚橋を渡ったところで今日の東海道ウォークは終了
13時15分とメトロはこねの出発時間まで一時間ほどあったので、駅から近い湯本富士屋ホテルさんの日帰り入浴を利用させてもらいました。
アプリをダウンロードすると2000円が1700円になるので事前に入れておきました。
節約できるところは節約します。
近くの650円の町営銭湯の弥坂湯も考えましたが町営のものは地元の方々のものだと思いますので、旅行者は多少お金を払ってもこういう施設の方が良いかと思いこちらにしました。
タオルもついてますしとても良いお湯でしたし、サンダルでリュック姿の私にも丁寧にしてくださいました。
ホテルから橋を渡るとすぐに箱根湯本駅です。
お土産物屋さんでチューブのわさびとチーズ入りちくわ、アジの干物を購入。
3つのお店に行きましたが、店員のおばさん達の私語がとても多い。その割にこちらには愛想もないです。
現金のみでキャッシュレスにも対応していませんでした。
人気の観光地なのでそれでもお客さんが来るので問題ないんでしょうね。
まあ愛想に関しては私も人の事を言えないのでこのスタイルで仕事ができるというのは地の利もあり幸運なんでしょうね、本人たちは気づいてないでしょうが。
こういう観光地では富士屋ホテルさんのような良いホテルに宿泊すれば良いサービスを受けられるのでそういう所でお金を使うのが良さそうです。
メトロはこねに無事乗車できました。流線形のフォルムがカッコいい。ネットで予約すると50円安くなります。
チーズ入りちくわを食べながら、箱根湯本駅から北千住駅まで2時間20分快適に移動することができました。
2024年1月9日 大磯宿~小田原宿~箱根湯本
25.74km 6時間36分
当日の総歩数、総距離 42,592歩 28.55km
八潮ー大磯 1,637円
箱根湯本-八潮 1,753円
メトロはこね特急券 1,360円
コンビニのお茶、軽食等 583円
みかん 300円
牛丼セット 674円
どら焼き 280円だったような…
富士屋ホテル日帰り入浴 1,700円
お土産 忘れました
計8,413円
総計28,179円
お土産入れると実質1万越えでしたね、2月はまた京都で勉強会、定期検査、確定申告等で予定が詰まっているので次回は3月になります。
脚の痛みはこちらのEU-910でケアしております。ぎっくり腰や捻挫など急性のケガにも使えるので重宝しています。
痛みがすぐにとれるので自分で使って驚いています。(笑) もちろん鍼なども使いメンテナンスは怠りません。
あと、歩いたりトレーニングの疲労をとるのにSIXPADのパワーローラーを使用しています。
一時テレビでも話題になりましたが、値段もお手頃です。
両方とも施術を受けた方はお試しいただけますので、来院の際にお問い合わせください。SIXPAD POWER ROLLER S パワーローラーエス レビュー | 鍼灸整骨院あおてあ|八潮市大瀬 (aoteabodydesign.com)
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当店MTGの代理店をしておりますが、始めたきっかけはこの姿勢サポートをする椅子です。
座った時にいつも患者様に指導している座位の姿勢がスッととれたのでとても感動しました。
テレワークをしている方や、オフィスで使用できますのでとてもおすすめです。
今持っている椅子の上に載せるタイプのものや、それ自体が椅子になっていたり脚がついているタイプもあります。
弊所では椅子の上に載せるタイプ3つがお試しいただけます。
まず、一つ目はスタイルプレミアム 税込み26,180円
これは最上級タイプになります、私が初めて座って感動したタイプです。
メリット…作りがしっかりしているので長時間座っても疲れない、素材が高級感があるので手触りがよい、ウレタン素材で腰、臀部のホールド力が強い
デメリット…価格が高め
値段を気にしないならこれがダントツでおすすめです。
スタイルスマート 税込み18,480円
メリット…お手ご価格で、フィット力がある
デメリット…特になし
スタイルスタンダード 税込み10,780円
メリット…価格が安い、小さいので持ち運びも楽、素材がカーペットのようなものも選べるのでツルツル滑ってしまう素材のズボンでもしっかり座れる
デメリット…高さが低いので腹部までのホールドはない
私がいつも自宅のソファの上に置いて使っているのがプレミアムタイプ、職場で使用しているのがスタンダードタイプになります。
本当は職場でもプレミアム、スマートを使いたかったのですが仕事着のズボンが滑りやすい素材が多いのでスタンダードを使用しています。
安いから性能が低いかというとそんなことはなく、このブログを書いている今もしっかり骨盤が立って腰の疲れはありません。
とりあえず使ってみたいという方にもおすすめできます。
当院にきていただいて注文購入もできますが、遠方で買いにこれないという方にもB happyという公式オンラインショップがございます。
他サイトから購入していただくこともできますが、こちらから買っていただけると私が大変喜びます(笑)
メリットとしては公式サイトなので商品トラブルがあった時に返品交換の手配が安心、キャンペーンやクーポンを使うことができるというところですね。
B happy登録の仕方※登録の際は当院の電話番号0489349332をハイフン-なしで入力願います。
①こちらよりLINEで友達登録をしていただき。
https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=734rgpys
②左下のこのアイコンをタップしメッセージに当院の電話番号を入力0489349332※ハイフンは要りません。
③あとはメッセージにネットショップB happyの会員登録ページのURLが出ますのでそちらを登録していただき買い物することができます。
高機能シャワーヘッドRefa リファ シャワーヘッド ファインバブルピュア レビューはこちら
快適睡眠まくらNEW PEACE Pillow Release ニューピース ピローリリース レビュー
加山雄三さんがCMしている足裏、ふくらはぎのEMSトレーニング機器SIXPAD foot fit 3 レビュー
マッサージ機能つきローラーSIXPAD POWER ROLLER S パワーローラーエス レビューはこちら
お問い合わせ、ご予約 | 鍼灸整骨院あおてあ|八潮市大瀬 (aoteabodydesign.com)
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9kmあたりが藤沢宿、アプリを止めるのを忘れて帰りの電車に乗ってしまったので折り返しになっていますが、28kmくらいが大磯宿になります。
ふじさわ宿交流館を出て遊行寺橋を渡り右折すると商店街のようになっております。
歩いていくと橋があり下に小田急江ノ島線藤沢本町駅があります。
現在はJR小田急藤沢駅が栄えていますが、江戸時代では街道筋のこの藤沢本町駅付近の方が賑わっていたのでしょう。
信号待ちの車が多数いたため下の駅舎は撮れず。
京側の見附に到着、ここが京都寄りの宿場の入り口であったわけです。
趣がある町中華のお店がランチタイムで忙しそうでした、基本的に私はオフピークを狙ってすべての事を行うようにしているので12時台のこの時間に飲食店に入ることは事情が無い限りはしません。
お店の人にも悪いですし、その時にでないと食べることができない人たちの迷惑になるからというのもありますが…
余裕がある時間帯の方が良いサービスを受けられるのでほぼ自分の為であります。
ここからは何とも退屈な市街地を歩いていきます、歩道もありますが狭いです。県道43号線藤沢厚木線というそうですね。
右側にワインで有名なメルシャンの工場があります、今はキリンビールの傘下なんですね。
この工場のおかげで神奈川県はワイン生産量日本一なんだそうです。本社は東京ですが前身の会社は山梨県勝沼市にあるそうでそこのワイナリーは有名ですね。
国道1号線に合流、この辺りは1号線は二つありもう一つはバイパスになっておりそちらは有料道路になっている模様。
この辺りに犬のフンらしきものが落ちていました。フランスやスペインなどでは犬のフンが良く落ちています。
散歩している飼い主がフンを回収する日本人の民度の高さが誇らしかったのを思い出しました。
藤沢市辻堂に到着、左に行くとJR辻堂駅があります。
ここは伊勢原市にある大山阿夫利神社に向かう大山道の分岐点です。この交差点(辻)に不動堂があったので辻堂という地名になったそうです。
大山詣では昔からこの辺りの人にとって大切なものであったようです、千葉の成田山、埼玉の三峰神社みたいなものなのでしょうか?
埼玉育ちの私はこの年齢になるまで知りませんでしたが風光明媚で良いところだそうなので今度行ってみようと思いました。
空腹を覚えました時間は13時半、ランチタイムのピークは過ぎているはずです。
国道沿いなのでチェーン店をはじめとした飲食店が並びますが、江戸時代のファストフード蕎麦にしました。
茅ケ崎長寿庵さん、長く地域の方々に愛されているのがわかる店構え。
グーグルの口コミも悪くないのでこちらに決めました。年越しそばの予約を促すPOPが貼ってあります、暖かいですがもう年末なんですね。
これは私の持論なのですが、偶然入った飲食店がとてもおいしかったというのは宝くじとまでは言いませんがガチャガチャで好みの玩具を当てるようなものだと思っています。
大抵失敗します。
なので、今は知人友人に勧められたお店以外で自分で探して入る場合はグーグルマップの口コミを参考する事が多いです。基本的に4前後なら問題ない事が多いと思います、もちろん2でもよい店はあると思いますが、そういう店は料理はおいしいけど店主のクセが強かったりします。
漫画、ドラマの孤独のグルメのようにふらりと立ち寄って当たりを引き当てる井之頭五郎のような事はそうあることではないと思っています。
余談ですが評価つけられる方からすると悪い口コミっていうのは本当に嫌なものです、お店をやっている人と話すと「こちらはお客さんの評価ができないのに一方的に評価されるのはフェアじゃない」という話をすることがあります。
海外の配車アプリウーバーのように、運転手もお客も相互で評価できるシステムがあるといいのですが…
こちらに明確に否がある場合は納得できるのですが、認識違いや言われもない事で書かれてしまう事もあるんですよね。
一定数人間は変な人もいるので、困ったものです。ということでグーグルマップの当院の良い口コミを入れていただけると大変励みになります。
中にはいると年配のお客さんがチラホラ。
ランチ定食があったのでお蕎麦大盛りで注文、おかずが魚と肉を選べたので江戸時代は肉食はまだ一般的でなかったと思いますので魚をチョイス。
セイロかと思っていましたがツユも一緒に入ったお蕎麦、サバの味噌煮とライス付きサラダ、冷ややっこ、おしんこ、ひじきが付いているのが嬉しい。
サバの味噌煮のみそが絶品、皿を舐めまわしたいくらいおいしかったですがもちろんしていません(笑)
情緒的には相模湾で獲れたサバだと嬉しいのですが、漁獲制限が厳格な北欧産のサバもとてもおいしいのでどちらでもよいと思うことにしました。
これだけ盛りだくさんで1,100円!私はそばを大盛にしたので確か+200円でしたが大変満足しました。
店員さんもとても親切でお茶のお替りもいただき、トイレもとても清潔でした。
満腹になって30分ほどあるくと、ここにも明治天皇がお休みをされた場所の碑が立っておりました。
天皇陛下が訪れるというのは今も昔も大変な事だったのですね。
関係ないですがこの辺りは河野太郎さんのポスターが貼ってあります、このエリアが選挙区なんですね。
横浜市は元首相の菅義偉さんのポスターをよく見ました。
牡丹餅立場、茶屋や間の宿があった場所です。
近くには花王やTOTOの工場が並びます、世界に誇れる日本の公衆衛生を支える大企業です。
日本人を清潔にしてくださりありがとうございます。
特に年明けの北陸の大地震で痛感したのはトイレの大事さであります、水が流れないのでトイレが糞尿まみれになったそうです。
水洗で汚物を下水道に流し処理施設で浄化するというサイクルは疫病を防ぐ為にとても重要なんですよね。
歩いていくと段々都市の雰囲気になってきました。
相模線の橋を渡ります、相模線は茅ケ崎が始点で厚木、海老名を通って相模原市の橋本駅までワンマン運転で向かう電車です。
いつか乗ってみたいなぁ。
目の前に堀江貴文さんプロデュースのパン屋さん小麦の奴隷があり。
明日の朝食用にざっくざくカレーパンとイチゴのクロワッサンのようなものを購入。
カレーパンもおいしかったですが、イチゴのクロワッサンのようなものがすごくおいしかったです。
地方都市は焼きたてのパンを売る店が高齢化により減少しているので、粉をこねる手間がいらない冷凍生地を使ったこのパン屋のフランチャイズをはじめたとのこと。
すごいアイデアマンだし行動力だなぁといつも思います。
出店する場合は東京などの都市部よりも田舎の方が良いみたいです。確かに東京なんかはこだわったおいしいパン屋さんがたくさんありますもんね。
しばらく歩きます、トレーニングの疲れが残っているのか今日はかなりしんどいです。
市街地はみるものも特になく精神的にも辛くなります、ここまで歩きたくなくなったのはこの旅で初めてかもしれません。
東海道にいくつかある左富士、南湖の左富士に到着。
通常、東海道を西に歩いていくと右側に富士山が見えるのですがここは道路の向きにより左側に富士山が見えるんですね。
道路っ端なので風情がありません…
工場が立ち並んでいるので富士山もよく見えません。
東海道の名物でかまん、という看板が…
名物と言われたら買わないといけません。中には昔訪れたであろうテレビ番組の撮影の様子の写真が飾ってありました。
年配の男性が奥から出てきてくれました。
でかまん屋さんのすぐそばに国指定史跡 旧相模川橋脚とあります。
そばの川が小出川なのにここに昔の橋脚があるのには理由があり、昔から地震や天災などで相模川の流れは変わっているそうです、もう一つは元あった場所から橋脚を移設したのが理由だそうですね。
疲労感がものすごかったのでここのベンチで休憩。
水の中からニョキニョキ棒がでています。この見えてる橋脚跡の木はレプリカで本物はこの地中で保管されているそうです。
なんでも鎌倉時代にかけられた橋の橋脚が関東大震災の際に、もうすでに相模川の流れが変わり田んぼになっていたところの地中からニョキニョキ出てきたそうです。
地元の青年団などが保存の為、防腐剤などを塗って守ってきましたが腐食が進み現在の地中に埋める形で保管されているとのこと。
ものすごく失礼な話ですが、薄学の私からすると木なんか保管してどうするんだろうと思うのですが鎌倉時代のものなので学術的に大事だったりするのかもしれません。
15時20分、昼食を食べて1時間半ほどしか経過していないので空腹ではなかったですが糖質を補給すれば元気がでるかもと思い先ほど購入したでかまんを食べました。
ローソンでお茶を購入しひたすら歩きます。
バイク屋さんが集中している場所を通過、そういえば以前YouTubeでオランダのKTMのバイクを購入した方の動画で見た事を思い出しました。
実は私も大型二輪の免許を持っているのですが、最近は乗らなくなりました。楽しい乗り物ですが整形外科医が最も乗りたくない乗り物ナンバー1というだけあってとても危険なんですね。実はこの東海道の旅もレンタルバイクを借りていこうかと思った事もありました。
やっと相模川にかかる馬入橋に到着、馬が入れるほど浅い川だったのでしょうか?
通常市境は川の中ということが多いですが地図で見てもこちらの茅ケ崎側にも平塚市の飛び地があるようです。
川の流れが変わっているのが原因なのか、他に原因があるのかはわかりません。12月の冬至間近ということで日が短いですねもう夕暮れです。
夕日をバックに東海道線の列車が通過。
渡り切ろうかという時に全席グリーン車以上、個室席もある豪華列車サフィール踊り子号が通過。
いつか乗ってみたい。
しかし川幅がとても広いです。
京都や大阪など西へ行くもう一つのルートに中山道というルートがあります。
起点は終点は日本橋、三条大橋と一緒なのですが、日本橋を出るといきなり北へ向かいます板橋、浦和、大宮、熊谷等を抜け、高崎、軽井沢など群馬県、長野県、岐阜県の険しい山道を通っていくルートです。
なぜ、そんな遠回りのルートを選んだのか長年疑問でしたが歩いてみてわかったのは海沿いが東海道は川幅が広いので渡河が大変なんですね。
お金を払って渡し舟や人足に肩車してもらうか輦台(れんだい)という台の上にのり4人の人足に担がれていかなければなりません。
橋がある場所もあったそうですが流されたりしてしまい、作るのもお金がかかります。当然橋を渡る料金もかかっていたと思います。
それと比べると山の中を通る中山道はそんなに川幅が広いところがないので旅をしやすかったのだと思います。
他にも東海道は大名行列に出くわしやすかったり、その間足止めを食らうなど色々な理由があったそうです。
弊院がある八潮市とお隣三郷市の間、中川に架かる共和橋もかつては渡し舟があり、その後橋ができてからも通行料がかかったそうです。
その橋のたもとで料金を回収していた家の子孫の方と三郷の焼き鳥屋でお会いして話を聞かせていただいた事を思い出しました。(笑)
昔は川を渡るというのはとても大変なことだったんですね。
橋のたもとに献上銘菓処弘栄堂というなんとも味があるお店が。
しかも「力餅 本日分発売中」と書いてあり限定ものに弱い典型的な大衆の私は当然購入。
しかし誰に献上していたんだろう…調べても謎、誰か知っていたら教えてください。
自宅に帰って力餅を食べたら、とてもおいしかったです。今思い出してもまた食べたいと思える味です。
お餅にきなこと蜜をかけて食べるのですが、信玄餅のおいしいバージョンだと説明すればわかってもらえると思います。
こんなことを言うと山梨県民やお店の方に怒られてしまうのかもしれませんが…信玄餅って味自体はそんなにおいしいと思えないんですよね。
餅ってそもそも保存がきかないものなので、お土産に耐えるよう賞味期限を延ばすために物凄い企業努力をしていると思うのですがやはり餅はすぐ食べるのが一番だと思っています。
信玄餅はあのかわいい巾着のように包まれた包装と、自分できなこと蜜を混ぜ合わせるという特別なお菓子を食べているという演出がうまいのかなと。
それでも山梨の信玄餅の工場直売所に行くと観光バスが何台も停まり山梨を代表する銘菓であることには変わりありません。
あくまでも個人の感想なのでファンの方や関係者の方々には大変申し訳なく思っております。
少し行くと国道と分かれ道、左が旧東海道の宿場に向かうルートとなります。
馬入の一里塚があります、ここが江戸側の見附かと思っていたらどうやらまだ先のようです。
やっと平塚駅に到着、アーケードの商店街にベンチがあったので少し休憩。
疲労感がすごいですが、次回の事を考えて次の大磯宿まで行かないといけないので気合をいれて出発。
やっと平塚宿の江戸側の見附に到着。
江戸から出て7番目の宿場町となります。
現在の平塚駅から離れているのは理由があって旧街道沿いのかつて栄えていたエリアの方々はどこの町も鉄道が通ることを嫌ったそうです。
なので町はずれに駅ができ、現在ではそちらの方が栄えるという結果になってしまい、旧エリアは寂れてしまったという事がよくあります。
新しい事を嫌って保守的になってしまうと時代に取り残されてしまうという事なんでしょうね。
平塚にあまり古い建物がないのには理由があり、かつて軍需工場があったために太平洋戦争で米軍の空襲に遭い消失してしまったそうです。
B29がなんと132機!焼夷弾が41万本も落とされたそうです。
ネットで毎年、8月6日や9日の原爆投下された日になると「過去の過ちを反省」などと言っているが、反省しなければいけないのは市街地を焼き尽くしたり原爆を落としたアメリカの人達だと言っている人をみましたが、確かにそうですよね。
いまだに核も軍隊も持てない我々が何を反省しなければいけないのかよくわからないし、あんまり自虐的にならなくてもよい気がします。
古い建物は消失してしまっても、随所に宿場であった過去を忘れないようにレプリカ等が設置してあるのがありがたいです。
京側の見附に到着
浮世絵にも書いてある高麗山、この辺りで大磯町に入ります。
この旅初の町です、自治体レベルでいうと。中央区、港区、品川区、大田区、川崎市、横浜市、藤沢市、茅ケ崎市、平塚市ときて大磯町という感じでしょうか。
江戸時代の平塚宿の宿屋の方々は夕方になると京に向かう旅人に「あの山は山賊が出て追いはぎにあったりしてしまうのでここに泊まっていきなさいよ」と平塚宿での宿泊を勧めたそうです。実際は高麗山には登らず写真左側を避けていくので問題ないのですが…
平塚大磯間はとても短いので大磯泊まりの人も多かったのだと思います。顧客の獲得競争というのはいつの時代もあったんですね。
高麗山の上には湘南平という展望台があり、そのテレビ塔にカップルが南京錠に名前を書いて愛を誓いあうという有名な場所があります。
非モテであった私には縁がない場所であります。
南京錠なんかかけても別れる人が大半でしょうし、わざわざ別れたからって取り外しにもいかないと思いますので取るのが大変なゴミが増えるのは迷惑ではないかと。
ググってみるとテレビ神奈川の方が電動カッターで壊して捨てているそうで大変迷惑だそうです。
今は平塚市が公式にainowaという取り付けてもいい場所があるそうなのでそこにつけたら良いみたいです。
と思っていると東海道線の貨物列車が… 東海道線は夜中も貨物電車が走り続けていることで有名です。日本の物流を担っているんですねぇ
少し歩くと二股に分かれた道が、右側が旧東海道。
大磯に入ってから外灯が少ない気がします、市と町の違いでしょうか?あえて少なくしているという事はないと思いますが…
この先、さらに暗くなります。
真っ暗です(笑)
両サイドに家はあり歩いている人もいますがこれはすごい。でも旧街道風情が残っていてとても良いです、今までで最も印象的なエリアでした。
iPhoneのカメラで撮っているので明るく見えますが実際はもっと暗いです。化粧坂というそうです。
こんな暗闇をあるいていると突如、人工物が…東海道線が分断しているので地下道を通ります。人気がなく何とも不気味です。
と思っていたら子供を載せた電動ママチャリのお母さんとすれ違いました。
この辺りの人にとっては普通の光景なのでしょう、暗いですがまだ18時前ですしね。
おそらくこのトンネルを100キロ超のおっさんがのしのし歩いてきている方が怖いですよね。
トンネルをでると素晴らしい松並木、海風によって斜めになってしまったのでしょうか?
別荘地という事で海と山の違いはありますが旧軽井沢の雰囲気に似ているなあと思いました。
江戸側の見附に到着
東海道8番目の宿場町、大磯宿に到着です。
ここから先は国道1号線に合流。
やっと大磯駅に到着しました、18時前。駅舎もレトロで良い感じです。
駅前のお土産もの屋さんで釜揚げしらすを購入、その日のうちに自宅で大根おろしと食べましたがとてもおいしかったし安かったです。
雨の大磯宿ですね、駅に飾ってありました。
ここから東海道線に乗り、二時間弱で八潮に到着。
ここから先は交通費もかさみますね…
今回は靴で挑んだので以前よりは足裏の疲れは軽減されるかと思いきや結構疲れました。背中も痛かったです。
これは日々のトレーニングによるところも大きいと思います、最近はケアにも行けてないので疲れがたまっていたのだと思います。
長距離を歩くと2~3日は痛みや疲れがとれないのですが、それでも運動してあげると筋肉痛が和らぎます。
足裏は当院でも販売しているフットフィット3でトレーニングをするととても軽いのです。
運動が苦手な方はこの機械でケアできるのでおすすめです、当院ですと割引価格で購入できます。
宣伝になってしまいますが(笑)
冷え性の母親にプレゼントしたらお風呂上りにこの機械でトレーニングをして寝るととてもよく眠れるそうです。
当院でお試しもできますので是非。
2023年12月12日 戸塚宿~藤沢宿~平塚宿~大磯宿 約28km 7時間20分
総距離29.74 42,572歩
八潮-戸塚1238円
大磯-八潮1677円
往復グリーン券2000円
ベックスコーヒー190円割引券利用
セブンイレブンお茶、豆大福293円
蕎麦定食1300円
でかまん165円
ローソンお茶0円ポイント利用
力餅432円
小麦の奴隷パン440円
しらす678円
計8,413円
総計19,766円
ここからは交通費の節約が鍵となりそうです。
でも大人の趣味としてはそんなに悪くないかなと日曜日にゴルフに行ったら3万円くらいは使ってしまうので。
新幹線を使うようになったら大変かもしれませんが、何とか頑張ります。(笑)
年内はこれで終了次回は年明けになります。
この記事を書いた時点でもうすでに歩いていますが、色々忙しく更新が遅くなり申し訳ございません。
意外にも読んでくださっている方が多く大変うれしいです。
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前の記事 東海道を歩く⑤ 2日目 程ヶ谷宿~戸塚宿
前回の記事からだいぶ時間が経ってしまいました。
年末年始で事務作業等も多く合間を見ながらの掲載となります、申し訳ございません。
戸塚宿~藤沢宿のルート※9キロあたりが藤沢宿となります。
2023年令和5年12月12日火曜日 深夜から雨が降っておりましたが、スケジュール的に年内最後のウォーキングということでどうしても行きたかったので出発。予報では10時ごろには晴れるというのでそれを信じました。
朝のラッシュがすごい、北千住から乗った常磐線グリーン車もデッキまで人があふれて居ました。予想通り日暮里駅で乗り換えの人達が多数降りたので座ることができました。
10時少し前にJR戸塚駅に到着しました。
コーヒーが飲みたかったので駅のベックスコーヒーで休憩。
ベックスコーヒーはJR東日本系列のコーヒーショップですが…コンセントがないんですねここは是非設置してもらいたいところ。
最近はゴホゴホ咳をしている方が多いですが、コロナ5類相当に移行してから咳をしている人でもマスクをしていない人も増えました。
インフルエンザやアデノウィルス等の風邪も流行っているので症状がある人はマスクをしてもらいたいと思いますね。
外に出ると予報通り雨は止んでいました。
この日は水たまりなども予想されたのでビルケンのサンダルではなくアシックスのジョギングシューズのロングセラーGELカヤノで挑みました。
アシックスの開発担当社員、榧野俊一さんの名前が由来だそうで。マラソンの川内選手も愛用していたとか。
駅の西口のデパートの脇を抜け国道1号線を歩きます。
右側の消防署手前に戸邊本陣跡とありあます、明治天皇も訪れたそうです。
横に羽黒神社という神社があったのでお参り。
バイパスの国道1号線に合流するまでここから先は坂道になります。
大坂というそうです。
仇打ちがあったと書いてありますが、誰が誰を倒したのかまでは不明。
バイパスに合流
この辺りは大学時代に先輩の家に遊びに行くときに渋滞をしていたところなのでよく覚えています。
ここまで来ると景色がきれいです。
トイレに行きたかったのですがコンビニがなかなかありません。
しばらく行くと道路の両側にセブンイレブンが!
温かいお茶と豆大福を購入。
外でいただいていると、飲み終えたチューハイの空き缶やコーヒーカップが置いてありました。
中に入ればゴミ箱があるのにそこに持っていくことすらできない程度が低い人間がいるのです。
私は一日一回は落ちているゴミを拾う事にしているのでこれらを店の中のゴミ箱に持っていきました。
大谷翔平選手がグラウンドのゴミを拾う事が有名です、彼は運を拾っていると言っています。
私もそれにならって真似をしていますが、それ以外にも目的があり。
ゴミを拾う事をブログに載せる事により、私がまともな人間だと知らしめられるとても良い方法なのです。※スーツさんの渋谷ハロウィンのゴミ拾い動画を見て真似をしました。
実際に以前、院の周りのゴミ拾いをしていたら建築業をしている先輩が通りかかって見ていたらしく「ゴミ拾い偉いね」とLINEをくれた事があります。
こういう事を書いているとゴミをその辺に捨てる人間に逆恨みされる危険はありますが、そういうタイプの人間はこんな長文読む能力がないので割と安心して生活しております。
なのでゴミ拾いは金もかからず自分をよく見せることができるので皆さまも是非、一日一拾をおすすめします。
ただし、ある政治家が多くの市民の前でお祭りなどのイベントでこれ見よがしにゴミ拾いをしていたとかなり反感を買っていた事がありますが…
マジでセンスがないと思いましたね。こういうのはさりげなくやるのがコツです、偽善をするのもセンスが要るのです。
そんなことを考えていると神奈川県のドライバーにはお馴染みの渋滞スポット、原宿の交差点があります。
ここのマクドナルドは昔からありますね。
大学時代にこの近くにグラウンドがある某大学と練習試合をしていたのですが。
大学4年時、左ひざの靭帯を痛めた事を思い出しました。
近くには横浜ドリームランドという遊園地があったのですが閉園になり今は公園や墓地になっているとのこと。
一号線からもエンパイヤホテル跡が見えますが今は薬科大学の図書館になっているそうです。
私が大学生だった20年以上前にはドリームランド線という大船駅とドリームランドを結んだ一年弱しか運航できなかった欠陥モノレールの高架橋跡がどこかにあったような気がしたのですがもう撤去されてしまっているのかもしれません。
今や世界に誇る日本の公共交通機関も昭和40年前後では技術力も安全に対する考え方もレベルが低かったようです。
鉄道好きとしては一度乗ってみたかった。
大磯宿まで五里というなかなか粋な看板。街道ウォークをしていると即座に約20kmということがわかります。
一里=3.93キロ、約4キロと覚えると良いと思います。※現代ではほとんど役にたちませんが。
井上かまぼこ店さんの看板なんですね。
立場跡、間の宿だったんですね。現在は何かの店舗があるのみで、江戸時代っぽいものはありません。
しかし車の往来がすごいです。
スーツさんが東海道自転車の旅で立ち寄った家系ラーメンのお店。
おなかがすいてなかったのでスルー、店構えからするとセントラルキッチン系ですかね?
お店で炊いていたら申し訳ございません。
国道1号線から分岐して藤沢駅方面へ行くと鉄砲宿という場所にでました。
鉄砲宿の由来は色々あるそうですが、この近くの影取池に人の影を食べてしまう大蛇がいたそうで影が食べられると数日のうちに死んでしまうので、その大蛇を倒すために鉄砲名人に頼み撃ち殺してもらった事が由来という創作っぽい説。鉄砲の練習場があったという説。あんまりはっきりしたことはわかっていないようです。
この辺りは歩道もしっかりしており、木もたくさん植えてあります。
昭和35年あたりに全国的に松くい虫が大量発生したことにより当時の松はあまり残っていないようです。
この先の下り坂は遊行寺坂になります。
おそらく当時の街道はもっと高いところにあったのだと思われます。
今の道路はくり抜いてつくったのでしょう。
一里塚跡 遠くに藤沢駅周辺のマンション群が見えます。
右手には坂の名前にもなっている遊行寺清浄光寺があります。近世では遊行寺の呼び名が一般的になりましたが本当は清浄光寺というそうです。
江戸側の見附
東海道6番目の宿場町、藤沢宿に到着です。
藤沢橋の手前を右折すると、ふじさわ宿交流館という施設があり。
高札場がありますね。
トイレを拝借するついでに中を見学させてもらいました。
文教大学のゼミが藤沢宿を3DCGで再現したものがPCで自由に操作できるようになっており少し遊ばせてもらいまいした。
プレイステーションのコントローラーのようなパッドがあるのでとても操作しやすかったです。
町人も歩いているし、プレイステーションのゲーム龍が如く見参を思い出しました。
文教大学は埼玉の北越谷にキャンパスがありますがそこの学生さん達なんでしょうか?学生がこんな素晴らしいソフトを作れるとはビックリです。
藤沢市は人口約44万人を有する自治体でこんな施設を作れるという事は財政が豊かなんでしょうね。
現在12時、もっと色々見たかったですが時間がないので少し休憩して先を急ぎます。
奥に見えるのが遊行寺。
左に行くと東海道に戻ります。遊行寺橋、浮世絵に描いてある橋ですね。遠くに見えるのが江の島だそうです、現在はビルに阻まれここからは見ることができません。
藤沢は都市化が進んでおりますが、宿場町の歴史を残そうとこのような施設を作ってくださっているので大変ありがたかったです。
ここから私的にはとても難所であった平塚宿までの道のりに続きます。
毎年言ってますが、あっという間に大晦日です。
本年もお世話になりました。令和の時代も明日でもう6年目なんですね。
本日12月31日16時をもちまして令和5年の営業を終了させていただきます。
新年は1月3日水曜日から18時まで営業致します、新年の予約はまだ余裕がありますのでエキテンネット予約またはLINEでご予約ください。※4日以降は通常営業
LINEでの交通事故施術相談は年中無休で行っておりますのでご利用ください※休業中は返信に時間がかかる場合があります。
新年も変わらずご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
尚、年末年始に思わぬけがや病気になった場合は下記のような機関を利用するのもいいと思います。
ただ空いてるからといって急を要さない症状でもかかる方がいるそうですがそれは絶対にやめましょう。
当たり前の事ですが緊急を要する場合は、迷わず119番へ
※ただし軽傷の場合はやたらに救急車を呼ぶのはやめましょう~
では良いお年をお迎えください
新型コロナウイルスが疑われる場合は
新型コロナウイルス感染症県民サポートセンター
電話番号 0570-783-770(24時間受付)
○八潮市立休日診療所(小児科・内科)
電話番号 048-995-3383
日時:日曜・祝日 午前10時~正午・午後2時~4時
場所:八潮市立保健センター内(八潮市八潮八丁目10-1)
○草加市夜間急患診療所(小児科・内科)
電話番号 048-922-1156
日時:毎日 午後7時30分~10時30分
場所:草加市保健センター内(草加市中央一丁目5-22)
○草加市休日急患歯科診療所(歯科応急治療)
電話番号 048-922-1156
日時:日曜・祝日 午前9時~正午
場所:草加市保健センター内(草加市中央一丁目5-22)
○埼玉県救急医療情報センター
電話番号 048-824-4199
緊急に医療機関の受診が必要な時、診療できる病院を24時間体制でご案内します。
○電話番号 #8000(または 048-833-7911)
子どもの急病(発熱、下痢、嘔吐など)時の対処法や受診の必要性についての助言
が受けられます。
日時:月曜日~土曜日 午後7時~11時
日曜・祝日・年末年始 午前9時~午後11時
毒物(薬、化学薬品など)を飲んでしまった時の応急手当の仕方をお知らせします。
注:状況によっては、すぐに119番(消防署)へ連絡し、救急車で医療機関へ!
○つくば中毒110番
電話番号 029-852-9999
日時:毎日 午前9時~午後9時
○大阪中毒110番
電話番号 072-727-2499
日時:毎日 24時間
お大事にどうぞ
皆様よいお年を
SIXPAD Power Gun Pocketのレビューです。
わかりやすくいうと小型のマッサージガンです、私は他社製品のマッサージガンを持っていますが旅行に持っていきたいのでこちらを購入しました。
色は6色から選べます。
シックスパッドパワーガンは通常サイズのものもありますがそちらは黒のみの販売となります。
この商品のメリット
①小型であること、旅行やオフィスにもっていくのに邪魔にならずちょうどよいサイズです。これがこの製品の一番の強みかもしれません、巾着袋もついています。
②フェイスモードがある。通常のパワーガンには付いていない顔に使える優しい刺激のモードです。これはむくみやフェイスラインを作ったり、接客業の方など表情筋を酷使する方には本当によいと思います。あとは食いしばり、歯ぎしりがある方は咬筋をマッサージできます。
デメリット
①小さいがゆえに大きい筋肉をしっかりほぐすにはパワーが足りない。私のような大柄な男性の太ももなどをマッサージするにはパワー不足な面は否めません。反面揉み返しの心配がないとも言えますし、簡易的に疲労を軽減させる分には問題ないと思います。
以上がこの商品の特徴になります。
当院でも施術を受けた方はお試しになれますのでご相談ください。
マッサージガンは数年前から各社商品が出ており、一部では粗悪品もありますので有名ブランドのシックスパッドの製品であれば安心だと思います。
予算に余裕があれば両方持つのが一番よいと思います。
価格はノーマルのパワーガンは定価19,800円、今回紹介したパワーガンポケットは13,750円となります。
当院にきていただいて注文購入もできますが、遠方で買いにこれないという方にもB happyという公式オンラインショップがございます。
他サイトから購入していただくこともできますが、こちらから買っていただけると私が大変喜びます(笑)
メリットとしては公式サイトなので商品トラブルがあった時に返品交換の手配が安心、キャンペーンやクーポンを使うことができるというところですね。
B happy登録の仕方※登録の際は当院の電話番号0489349332をハイフン-なしで入力願います。
①こちらよりLINEで友達登録をしていただき。
https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=734rgpys
②左下のこのアイコンをタップしメッセージに当院の電話番号を入力0489349332※ハイフンは要りません。
③あとはメッセージにネットショップB happyの会員登録ページのURLが出ますのでそちらを登録していただき買い物することができます。
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姿勢サポートイスstyle 姿勢サポートイス レビュー
保土ヶ谷宿~戸塚宿のルート
天王町駅を南口に出ると駅前広場があります。
ここに旧帷子橋跡とあります、ちょうど浮世絵に描かれた辺りだそうですが、川もないし全然面影がありません。
一生懸命雰囲気は出そうとしてレプリカが置いてあります。
帷子川は流れが変わり現在はモスバーガーがあったそばの北口側に流れています。江戸方の見附かと思いきや、現在の帷子川の手前であったそうで全然気が付きませんでした。
既に程ヶ谷宿に入っていたそうです。程ヶ谷は現在、保土ヶ谷と書きますが明治時代は程ヶ谷と書いたそうです。ですがなんとそれ以前の江戸時代は保土ヶ谷と書いたとのこと。
ですのでここからは変換も面倒なので江戸時代に合わせて保土ヶ谷と書きます。知らなかった…
東海道五十三次之内 保土ヶ谷 新町橋 – 歌川広重 – 日本画 – 名画 – Canon Creative Park
東海道とは全然関係ない話なのですが、神奈川県に入ってずっと公園等に公衆トイレが全くないのに気がつきました。
都内は本陣跡の公園などに公衆トイレが設置されていたのですが…神奈川はありません、あるのかもしれませんが私が歩いた道のりではこの先もありませんでした。
横浜出身八潮在住の方にそれを聞くと「あーそういえばないですね、恐らく神奈川って中高生が公園にたまるという文化が埼玉より強い気がします」とおっしゃっていました。
他の地域でも子供たちが商業施設や公園でたむろするのはごくごく一般的な光景だと思うのですが…
確かにヤンキー漫画の舞台になることも多い神奈川県、人口日本一の自治体横浜市なので財政的に厳しいというのは考えられないので、公衆トイレがあると中でいらんことをする輩がいるのかもしれません。なので神奈川県内では※これを書いている段階では大磯までしか行ってませんが…
この先もトイレには悩まされることになります、旧街道沿いは意外にもコンビニもあまりないので辛い時もありました。
日本では市街地や公共の場所での立小便は軽犯罪法違反になる恐れもありますし、昭和の時代のおじさんのようにところかまわず立小便をしてそれを目撃してしまった方を不快にさせたくないのでそれはやめようと思います。
ここからJR保土ヶ谷駅までは都市化されておりほとんど痕跡はありません保土ヶ谷駅前ロータリーに行く道路と商店街の旧道に分かれる道を行くと問屋場跡や高札場跡の碑があります。
それより先に行くと、東海道本線の踏切があります。
それを渡ると国道1号線とぶつかります。
道路の向こうには偉い人たちが宿泊する本陣跡がありました、ずいぶん古い建物です使用しているのかわかりませんが保全はされているようです。宿場町というのは入り口と出口が鍵状に曲がり角になっている事が多いです。これは敵が攻めてきた時に宿場の中が簡単に見渡せないようにしているのでこうなっているみたいですね。ここも右側に曲がっております。
歩いていくと右側の線路の向こうに素敵なお寺があります。大仙寺というそうです、寄り道したかったですが足も痛いし時間もないのでスルー
そしてトボトボ歩いていると道路に停まっていたトラックの後ろにいた某大手宅配会社の中年女性ドライバーに声をかけられました。
「すみません、この台車の荷物重いので車に載せるのを手伝ってもらえませんか」と言われ…
いやいや仕事なんだからどこの誰かもわからない人間にお客さんの大事な配送品を持たせちゃダメだろ、もし俺が落としたら補償の問題とかどうすんだよという思いがよぎり無視していこうとしましたが…
まてよ、江戸時代の人は今の時代より不便だったけどそんなの関係なく助け合って生きていたんだよなと思い直し、巨大な荷物をトラックの荷台に載せるのを手伝いました。
もちろん女性ドライバーには大変感謝してもらいましたが、「いえいえとんでもございません、これから京都まで歩いていくんです」と言ったらせっかく良い事をしたのにこいつ頭がおかしいんじゃないかと台無しになりそうなので、「頑張ってくださいね」とだけ言っておきました。
歩きながら私は現代の決まりとか価値観にとらわれすぎて、損得抜きにした助け合いの精神が無くなっていたのだと自覚しました。賽銭箱に小銭入れたら良い事があるみたいな見返りを求めたセコイ考えはあまり持たないようにしようと思いました。今朝、鶴見の神社で旅の安全を祈願してしまいましたが…旅をさせていただきありがとうございますという気持ちのが良いのかと禅問答のように考えていると、茶屋本陣跡の表記がありました。今は一般の住宅になっているので写真は撮らず。大きな宿場には2~3個本陣があることがありますね。
先に行くと左手に一里塚が…
この辺りが京側の見附なのかもしれません。裏側には崖にへばりつくようにマンションや住宅が建っています。個人的にはこの光景が横浜らしい光景だなあと思います。
いちょうがきれいです、落ち葉の処理が大変なんですけどね… 養護学校の先生らしき人が子供を連れて歩いていました、大変な仕事ですよね。
この先は二股に分かれ歩道がない旧道に入ります、道も狭いし車も通るし歩くには嫌な区間です。
東海道線によって分断されたお寺があり、歩道橋の工事をしていました。これまではお寺内の踏切で行き来していたようです。往来が激しく工事中でもあったので写真は撮れず。
東海道線にはこのように分断してしまったお寺などが他にもあり静岡にも有名な寺院があるのでそこに行くのが楽しみです。
やっと権太坂の入り口に到着、セブンイレブンがあったのでトイレを借りてお茶を購入。天王町駅のモスバーガーはトイレが故障中だったので神奈川宿の入り口の公共施設からここまでやっとトイレを使うことができました。この時点で13:30過ぎ
東海道の見どころの一つ権太坂です。急な坂道沿いにはマンションや住宅が並びます。
なかなか急な坂ですが、ここまで16kmほど歩いてきてあることに気がつきました。
上っていてもそんなに辛くないのです、もちろん楽ということはないんですが平地を歩いている時と使う筋肉が違うので平地を歩いていた時に痛んだ部位が痛まなくなったりするわけです。
当たり前のことなのかもしれませんがこれは発見でした。
保土ヶ谷バイパス?だと思いますがその道路を超えます。
おそらく山を削って道路にしたのだと思います、橋自体も傾斜があります。
橋の下に車がビュンビュン飛ばしています。
遠くにランドマークタワーが見えます、昔は海が見えて綺麗だったんでしょうね。京都からここに来るともうすぐ江戸だという気持ちになったのだそうです。
橋を渡ると工事現場の脇に石碑がありました。
江戸から西へ向かう人がはじめて経験するキツイ登り坂でしたと記載してあります。
ちなみに権太坂は律令国制において武蔵の国と相模の国の境界であったとのこと。
ついに相模の国に入ることができたわけです。
坂道の上には高校や小学校、支援学校などがあります。
学校は土地がないとできないので、割と遅くに開発された地域なのだと思います。高校の創立が1968年末期という事なので高度経済成長期で人口が増加していたのだと思われます。
一般的に山の手というとお金持ちが住む地域という印象ですが、横浜周辺に関していうと港の近くの高台を除いては土地が少なくて仕方ないから丘の上に建てたという感じがしますね。先ほどの山にへばりついたマンションや住宅もそうですね。
実際この辺の住宅は庶民的な作りのものが多かったです。
昭和初期はこの辺りで林間学校をやっていたと写真付きで紹介されています。
権太坂の由来には二つあって
通りかかった旅人が歩いていた地元の老人に向かって「この坂は何という名前だい?」と聞いたところ耳が悪い老人は自分の名前を聞かれたと思い「へぇ権太でございますよ」と答えたのがきっかけという説と、権左衛門という人が代官の指図でこの坂を作ったので「権左坂」と名付けたがいつのまにか「権太坂」に代わっていたという説があります。
私は漫画藤枝梅安で紹介されていた老人の勘違い説が好きです(笑)
住宅街を歩いていくと境木小学校前という小さいバスロータリーがあり、そこの消防団の詰め所に浮世絵が書いてありました。
女子高生がそばにいたので盗撮と思われないか心配でしたが杞憂に終わりました。写真を撮る時には人が写りこまないように配慮しなければなりません。
これは鎌倉山方面の絵だそうです。
ここからはバス通りで往来があるので歩道があります。
歩道が広くなっているところがありここが境木立場跡、間の宿であったんですね。この先は下りで焼餅坂、少し上って品濃坂と続きます。
江戸から来ても京から来てもこの辺りが頂上なので一息いれる場所が必要だったのでしょう。
目の前には境木地蔵尊があります。
焼餅坂、昔はここで旅人に焼き餅を売っていたそうです。
住宅街を上って下ると品濃坂一里塚がありました。神奈川県内に両側に一里塚が残る場所はここのみらしいです。
確かにこんもりとした山が残っています。
一里塚を過ぎたところに30代か40代くらいの男性がケアセンターの目の前の道の真ん中に痰を吐いていました。
見ていて気持ちが良いものではないです、人に見えないところで側溝などに吐くなりすればよいのに。
客観的に自分を見れない人間にはならないようにしようと思いました。
右側にはJR東戸塚周辺の壮大なマンション群が見えます。
川崎からここまでちょうど20キロほど、時間は14時19分。前回あるいた日本橋ー川崎間と同じ距離ですが疲労や痛みが前回に比べて楽です。
ここから帰るパターンも考えていましたが、夜の会合にもまだ間に合いそうなのでウォーキングを続行しました。
人間の順応する力はすごい!
先に行くと果樹園があったり、のどかな風景です。
品濃坂にぶつかります。ここは歩道の階段だけです。旧東海道の看板がありがたい。
それにしても落ち葉がすごいです。
ここも先ほどの保土ヶ谷バイパスと同じように山を削って作られたと思われる環状2号線があります。
ここからほど近い丸山台というところにある高校ラグビー部の先輩が営む家系ラーメン店はま家に行く際に通ったことがあります。
立ち寄りたいところですが、徒歩で寄り道はかなりきついので断念。店舗案内|横浜市港南区丸山台 横浜ラーメン はま家 (ramen-hamaya.jp)
ここからの道は過酷でした、風が強く砂煙が舞う住宅街を抜けるとバス通りにでます。
なんとも退屈だし疲労もでてきました。
足全体に痛みが出だしました、ただ部分的に痛いのではなく足裏、ふともも全体に痛かったのでバランスよく使えるようになってきているのだと実感できました。
夕方の渋滞が始まってきておりトラックなども通ります。一号線に合流し歩道をひたすら歩きます、特に史跡などはなく退屈な道のりです。
巨大なヤマザキパンの工場があったり、名だたる日本のものつくりの企業の工場が並びます。
港に近く、かつては広大な土地があったからかと想像しながら歩いているとやっと一号線と戸塚駅に向かう旧東海道の分岐に差し掛かりました。
旧道は住宅街を抜けてきます。そうするとレンガ作りの立派な建物が…
特に看板等はありませんでしたが、後から調べてみるとここは明治時代からある有名な鎌倉ハムの最初の貯蔵庫だったそうです。斎藤家という家が営んでいるんですね、かつては隣に広大な屋敷があったそうです。
なんでもホテルとハムの為の牧場経営を行っていたイギリス人と恋仲になったかねさんという方の奉公先が斎藤家だったと。そういうつながりから鎌倉ハムが誕生したそうです。
何故戸塚なのに鎌倉かというとかつてはこの辺りは鎌倉郡という地名だったためだそうです現在は横浜市でありますが。
この時代に異国の方と恋愛して結婚するってすごいですよね、港町に近い戸塚ならではのお話です。
しかもその方のおかげで紆余曲折を経て今も鎌倉ハムとして会社があるのだから、なんともロマンを感じます。
創業130年超の老舗の味、今度食べてみようと思いました。
川にぶつかり再度国道1号線と合流、五太夫橋を渡ります。
この辺りでは足をつくと痛いので歩き方がジョギングのようになってます。立脚相の時間をなるべく減らしたいという感じでしょうか。
その先にやっと戸塚宿江戸側の見附に到着、東海道5番目の宿場町になります。
現在は大きいイオンのショッピングセンターがあります、ここも工場跡だったのでしょうかね。
工場跡地は大抵ショッピングモールかマンションになることが多い気がします。※ストリートビューで確認するとかつてここはダイエーやファミリーレストランフォルクスであったようです(笑)それ以前はわかりませんが…
柏尾川に架かる吉田大橋を渡ります、浮世絵はこの辺りでしょうか。
ちなみに浮世絵の写真はJR戸塚駅に展示されていたもの。
ここからしばらく歩くと15時26分JR戸塚駅に到着
この場所はかつて踏切があった場所でなんと2015年まで存在したそうです、割と最近ですね。
箱根駅伝第30回大会まではここがルートだったので昭和24年くらいまでは電車に待たされることになってしまったランナーがいたとか…
この日はここで終了、東海道線湘南新宿ラインに乗ってしまいグリーンアテンダントさんに武蔵小杉で横須賀線に乗り換えれば品川に行けますよ~と教えていただいたので無事リカバリーして17時には八潮に帰ってくることができました。
2023年11月28日 川崎宿~神奈川宿~保土ヶ谷宿~戸塚宿
川崎駅~戸塚駅までの移動距離27.82km 7時間57分
当日の総距離28.23km歩数41,824歩
電車賃 4,014円 グリーン券含む
コーヒー代 280円
お土産海苔 605円
今川焼 120円
昼食代モスバーガー 1,290円
お茶代 138円
合計 6,447円 (総計11,353円)
備忘録としてどれくらいお金がかかるのか載せています(笑)
これから電車賃もかさむと思うので時間と費用のバランスを考えなるべく節約しつつ楽しみたいと思います。
次回は年内最後の行程となります。
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