鍼灸整骨院あおてあ|八潮市大瀬

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テーマ: 東海道五十三次の旅
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9ヶ月ぶりに時間ができたので再開

もう夏なので休み休み行くことにしました。

東京駅こだま号始発に乗り掛川駅へ

8時11分掛川駅北口に到着、運よく曇っています。

東海道に復帰、旧街道あるあるでシャッター商店街になっています…

どこも同じですね、地方はイオンなど大型ショッピングモールにお客さんを取られてしまい駅近はキャバクラ、スナック等がある程度で古くからの商店は廃れています。

朝なのに歩いている人がほとんどいない…

でも鉄道駅があるという事は、浜松や静岡などに通勤通学もできるという事で住宅地としての価値はあるので悪い事ばかりではないと思います。

横浜市の本牧のように地元商店街が横浜中心部にお客さんが取られないように地下鉄建設に反対し、結果廃れてしまった事を思い出しました。

まあ本牧はそれでも周りに企業も多く、中心部までの距離も遠くないので住宅地としての価値はあると思いますが…

せっかくなのでもう少し北にある掛川城を見ていきたいと思います。

中まで行く時間も体力もないので天守閣を見て満足。

確か新幹線からも見えますよね、鉄道駅からこれほど近くにあるお城も珍しいみたいです。

先日仕事で訪れた広島県の福山城ほどではありませんがこちらも結構近い。

明治2年に廃城となり平成6年に復元されたそう。

手前にある逆川沿いに歩いていきます。

高校があるのか自転車通学の高校生とすれ違います。

住宅街を抜けると

天竜浜名湖鉄道、掛川市役所前駅。 右側の丘の上にあるのが掛川市役所

旧国鉄二俣線、東海道本線が敵軍によって攻撃、寸断された時のう回路として使われ戦時中は実際にその役目を果たしたとのこと。

東海道本線が浜名湖の南側である海側を通りますが、こちらは掛川から浜名湖の北側山側を通り愛知県との境、新所原駅で再び東海道本線と接続するルートになります。

こちらもいつか乗ってみたい。


再び逆川沿いにでます、車も通らないので歩きやすい。この逆川はこの先にある袋井市との境で太田川に合流し太平洋にそそぎます。

この辺りで右の大腿前面外側が張ってきます。私のクセで右のつま先が外に向いてしまうため、ここの筋肉が無駄に発達してしまうのです。

つま先をまっすぐ、感覚的には内側に向けて歩くとこの痛みが消えました。

長く歩くと自分のエラーがわかるんですね、ビルケンのサンダルの右の小指近辺のソールが極端に減っていたので二回目の貼り替えをしました。今度はうまく使いたいです。

下が国道一号線、上が東名高速道路。

歩道を渡り、旧東海道に復帰します。

松が植えてありますね。国道一号線と併走しているので車の通りもあまりありません。

歩道があるのがありがたい。

間の宿、原川宿の入り口にある善光寺でお参り。

善光寺って全国各地にありそうな名前。

ここの松並木は美しいですね。

青々として美しい、前回は9月だったので収穫前で黄金色をしていました。

雨が少ないからなのか敢えてしているのかわかりませんがあまり水が張っていなかったのか心配になりました。

米騒動の最中なので今年は適度に雨が降り豊作になると良いですね。

歩道もなくなり住宅街を抜けると、東海道はこちらと案内版がありました。

国道一号線を再び交差するためにトンネルをくぐります。地方は車優先なので国道沿いにこういうトンネルや歩道橋が多く残ります。

周りに歩行者もいないので昼間とはいえすこし怖い。

原野谷川にかかる国道一号線の橋を渡っていると左手に、エコパスタジアムが!

東海道線でいうと愛野駅の辺りですね。

2019年ラグビーワールドカップ日本大会で当時世界ランク二位のアイルランドに日本が勝利した試合が行われた場所ですね。

ワタクシもスタジアムで観ていました。

橋を渡るとここからは袋井宿となります。

旧東海道はここを左に行きます。

ご丁寧に案内板があります。非常にわかりにくいところもあるのでこれはわかりやすい。

少し歩くとトイレがある公園が…

汗をかいているからか尿意があまりありません、ベンチで股関節のしつけ。自分でマッサージもします。

ここでちょうど2時間くらい7.61km

今朝買った飲み物はすでに飲んでしまっておりますが、旧街道沿いはコンビニがあることは稀なので自販機を探していますが見当たりません。

現代の茶屋、自販機を発見。リアルゴールドで糖質補給しスポーツドリンクを購入。

こちらも名栗の松並木があります。

ここは歩道があって松並木のおかげで日陰になっているのでありがたい。

右側は確か大和ハウスの工場もしくは倉庫でした。国道一号線沿いなので物流に便利なんでしょうね。

昔はこんな風景だったんですねぇ

一里塚を発見

袋井東小学校、この先の宿場の京側には西小学校がありそこにも同じ看板がありました。

袋井市は江戸日本橋から京都三条大橋の真ん中に位置し、それが市民の誇りでもあるようです。

実は歌川広重って東海道を歩いた事はないらしく、すべて想像だそうです。

確か、原宿、蒲原宿の雪の中を歩いている絵はあれはあり得ないそうで、あの辺りで雪が降る事はほとんど無いそうです(笑)

逆に言うと写真もない時代に想像で絵を描いてそれが現代まで親しまれているというのはある意味すごい。

街道沿いは駅に近い市街地を除くと住宅街になっているところも多く、ゴミの集積場がきれいに整頓され清掃されている事が多いです。

恐らく、古くから住む住民の方々が多く近所に誰が住んでいるという事がわかるので秩序が保たれているのだと思います。

日本は村八分などいわゆる空気を読まない人間に対して冷たい態度をとる排他的なところや、他人に気を使いすぎて自分を出さないなどネガティブに捉えられる事も多いですが…

私はそれが日本人の良いところだと思っていて、他人に迷惑をかけない、相手の気持ちを読んで相手の嫌がる事はしない、郷に入っては郷に従えが教育で行き届いているので日本人というだけで海外の人に好かれる事が多いです。

街がきれいで、安全というのはこういう国民性から来るものがあるので、誇りに思った方が良いです。

移民や他地域から不特定多数の人間がコミュニティに入ると、治安や秩序が乱れるというのは当然だと思います。

11時という事でランチタイムに入ってしまうと飲食店は混み合うので何かよいお店がないかと思い、グーグルマップで調べると高評価のラーメンショップが!

無類のラーメンショップ好きのワタクシ、以前は八潮のけやき通りにもありましたが店主が高齢の為か廃業してしまいました。

待ちはなしでしたが、待っているとどんどんお客さんがきていつの間にか10名以上の列が…

ワタクシと同じ考えの人達がいたんですね、タイミングがよかった。

追加なしでもわかめが沢山入っている珍しいスタイル。味は日本一のラーメンショップと言われる某店よりワタクシは好み。

後々考えると汗で失われた塩分を補給するのにラーメンはとても良い選択だったと思いました。

県道から住宅街に入ると、秋葉山の常夜灯が…

この辺りは秋葉山信仰が盛んであったようで各地でこのような常夜灯があります、日坂宿でもありましたね。

市役所など公的な施設があるエリアにでてくると袋井宿に到着

日本橋から27番目の宿場町です。

東海道どまん中茶屋がありました。

中には近所の方と思われるご老人達がおりました。

こういう設備って我々のような旅行者が訪れる場所なのですが、大抵あまり良い対応を受ける事がありません。

恐らく、公的な機関で商売でやっているわけではないので働いている方の意識が低いのだと思います。

小田原の休憩所はお茶をだしてくださりとても親切でしたので、全部ではないとおもいますが…

入った途端何しに来たんだのような目で見られる事も多いのでここはスルー

中にいた方は良い方で入ったら親切にしてもらえた可能性もあるのでここの評価ではなくあくまでも一般的な話です。

少し歩くと本陣跡が公園になっていました。暑いので屋根があるベンチがあったのでここでストレッチとマッサージしながら休憩。

本陣の説明にもありましたが、本陣は基本的に一般客は泊まれず殿様など参勤交代の際などの宿だったそうです。

結果、宿場の名主などが運営していたとのこと。宿泊費ではなく礼金扱いだったので、困窮している藩などがくると什器などが盗まれ運営は大変だったそうです。

キセルを50本貸すと10本返ってくれば良い方だったそうです。

見栄は張るけど、ケチ臭いって最悪ですよね。しかも身分をたてに文句が言えない町人から搾取するなんて…

参勤交代はものすごく費用がかかるので各地の大名たちは大変だったそうで、幕府が藩から藩は庶民から搾取する形というのは、反社会的組織が若い組員に若い組員は暴走族や町の不良少年から街の不良少年たちは普通の子たちからカツアゲするシステムに似てるなと思いました。

今も、天下りや怪しいNPOなどで皆から集めた税金を搾取する人たちがおりますが…いつの時代も真面目に納税している庶民が割を食うというのは形を変えても本質は変わらないんだなと思いました。

暑い中、色々腹が立って健康によくないので忘れて先を急ぎます。袋井宿西の見附

時間は12:26分

明治天皇がお休みされたところは酒屋さんの倉庫になっていました。ここもどまんなか推し

県道を歩きます、この先のローソンで凍ったお茶と普通のお茶のペットボトルを購入

県道を渡り旧道は右側です。 この日は歩いていて道にミミズの干からびた死骸が沢山あります。

雨が降ると酸欠になり慌てて土の中から出てくるそうで、アスファルトに出てきてしまったミミズたちがそこで力尽きるのでしょう。

田んぼや草むらが多い郊外ならではの光景。

2000年くらいに活躍したボディビルダーマッスル北村さんはとても心優しい方だったそうで、アスファルトにいて苦しんでいるミミズがいると死んじゃうよと言って摘まみ上げて草むらに戻してあげていたそうです。

筋肉の為に、体脂肪を限界まで削りそのまま亡くなってしまった狂気のボディービルダーとも言われていましたね。

ボディビルの為に東大と医学部を中退するなど色々とんでもない方でしたね。

この風景は今も近いものがありますね。

木原一里塚 とてもきれいに整備されています。

徳川家康公が休み、会津征伐と関ヶ原の合戦の必勝祈願をした神社

この石に腰かけたそうです。お参りをし、ベンチに腰かけているとあまりの暑さに動けなくなったのでしばらく休憩

近くでは大工さんが住宅を作っていましたが…この暑さの中本当にすごい。

ここは近くにお寺もあるので昔から集落があったのでしょうね。

またまた県道に戻りました、磐田市にはいります。

太田川を渡ります。

遠くに新幹線が… いつも新幹線から眺めている景色の中に自分がいると思うと良いですね。

橋を渡ると県道と国道一号線が合流します。グーグルマップで高評価だったなぐらさん。

タイミング合えばここでお昼食べたかったです。昼間でしかやっていない人気店のようです。

旧街道 この先はこの区間唯一の坂道があります。

江戸時代の道は通行止め、まっすぐ明治時代から使われている道に行くしかなさそうです。

反対側から見た江戸の古道、先にある倒木が原因のようです。がけ崩れがあると危ないのでとのことでしょう。

箱根峠のように厳重にフェンスなどは張られていないので行こうと思えば行けそうですが、いい大人がケガをして地域の方に迷惑をかけてはいけないのでやめておきました。

さった峠や中山峠に比べてたら大したことない坂道でしたね。

ここがピークであとは下り。

街道沿いにお茶屋さんがあります、右側のきれいな建物は磐田に工場があるヤマハ発動機の寮のようです。

お茶屋さん併設のカフェ、かき氷うまそうだなぁと思いながら時間が無いので通過。

やはり食べたくなったので入店、和風建築でとてもよい雰囲気。

抹茶金時、オプションでミルクをつけました。

かき氷って最初味がありますが、最後の方味がしなくなってとても悲しくなるのでこういう追加オプションはありがたいです。

充電もさせてもらい、体力も回復。

グーグルマップでも高評価、ただお茶を売るだけではなくこのような付加価値をつけるのはとても良いですね。

カップルで抹茶パフェを食べている若者もおりました。

お茶やさんを出るとこれより西、見附宿のサインが

再び県道へ、この右側は遠州鈴ヶ森刑場の跡が…

鈴ヶ森というと品川を思い出しますが磐田にもあるんですね。

宿場で悪さするとこうなるぞとよそ者に警告する意味もあったそうです。

実は日坂宿から駿河から遠江の国とうとうみのくに(遠州)に入っております。

県道から右の旧街道へ、ここが見附宿の東の見附っぽいですね。

下校中の小学生や中学生とすれ違います。

旧見附学校、現存する疑洋風建築では日本最古だそう。今の小学校ですかね、教育にとても力を入れていたのだとわかります。

教育県として知られる長野の松本にも似たような建築物があるそうです。

小学校から左に曲がり旧街道は南の磐田駅までまっすぐ向かいます。

途中で商工会議所が…八潮のに比べるととても近代的、建て替えたばかりなのでしょうね。

ジュビロ磐田の旗が、実はヤマハはサッカークラブだけではなくラグビーも競合、同じジュビロの名称を使っています。五郎丸さんもプレーしていましたね。

商工会のベンチで休んだ後に再び歩くと東海道線磐田駅に到着。

時間は16時30分、浜松まで行けなくもないですが暑さで消耗していたので今日は23kmで終了。

掛川駅まで戻り、こだま号で東京へ

ディズニー新幹線でした。

この日は寝不足で疲れているのに夜中まで寝つけず、不思議に思っていましたが…

脱水症状だと気づき、塩タブレットと麦茶を飲んだら乾燥していた肌に水分が戻ったので就寝することができました。

後半はお茶ばかり飲んでいたのが良くなかったみたいです。

皆様、水分だけではなく塩分ミネラルの補給も忘れずに。

休憩を沢山いれたので8時間ほどかかってしまいました。

次回は秋以降にします。

 

距離25.1km

一日総歩数40,809歩

 

次の記事 しばらくお待ちください。