今年に入りめっきり暇になりました(笑)
様々な理由が考えられますが…まあ顧客の流動性は回帰性があるのであまり焦ってもいません。※少しは焦れと言われてしまいそうですが…
時間があるので現在新事業として予防特化型のパーソナルトレーニング事業を計画しているのでその準備をしております。
ここ三年間は当日予約はほぼ受付不可だったのですが、今なら可能な事が多いのでご予約お待ちしております。施術をゆっくり受けるチャンスです。
さて、先日ある疾患をお持ちの方が施術を受けにきました。※個人情報のため疾患名等は伏せます
なんでも…整形外科も何院も行き、鍼灸、整体、接骨院も沢山通ったと…
中には50回施術を受けないと治らないからちゃんと通えという治療院もあったそうで…
ゆっくりお話を聞かせていただくと、整形外科での診断は間違っていないし妥当だという感じはしました。
ただ、処置に疑問を持ちました。それをしていて全然改善していないのです。
ですので、少し遠方ですが私が知っていたその患者さんの疾患に特化したクリニックを紹介しました。
ですが…たらい回しにされ改善が見られないため医療不信に陥っているその方は…医者は嫌だ先生(私)に診てもらいたいと一点張り。
私は「治せるものなら治したいですが、私が想像している状態では鍼灸整体ではどうにもならないので通い続けていても改善されるかは約束できません。もちろん、来てもらえるなら私はお金がもらえるので嬉しいですが」と、本末転倒の説得をしました(笑)
たぶん、こういう説明をする施術所ってないと思います。
できるだけ沢山通わせよう、治るか治らないかわかんないけど高額なチケットやコースを売ったら勝ちというのが接骨院、鍼灸治療院業界の流行りではあります。
もちろん、沢山来てもらってお金を使ってもらえば私は嬉しいですがその患者さんの為になっていなければ意味がないと思っています。
かっこいい言い方をすると経営者の前に治療家でありたいというのが私のスタンスです。
病院選びも、一般的には内科、整形外科と大枠で判断していますが…
精神科医の和田秀樹さんと堀江貴文さんの対談でも詳しく語られていますが
日本の教育・防衛・医療の問題点を、和田秀樹さんと徹底議論!(前編) – YouTube
実はお医者さんて医師免許を取った後は自分の専門に行くので、例えば呼吸器内科が専門の医師の場合、消化器に対してはそれほど詳しくなくても内科を開業して消化器の疾患を診ているというケースも沢山あると動画では語られています。整形外科も肩、腰、膝それぞれに専門があるのです。
もちろん、街のクリニックにとりあえず行くという選択肢も間違いではないですし有用なケースも沢山ありますが…
難しい疾患の場合はその専門医を訪ねるのが良い場合もあります。
先ほどお話していた患者さんも5回ほど通って私が説得し紹介状を書いて専門医に行く決心をしてくれました。
結果、そのクリニックの処置により8割がた改善し喜んでくれました。
私も商売でやっているので無料で相談にはのりませんが…※ここを勘違いする人が非常に多い
お金を払って施術を受けてくださった方にはベストの道を提案します。
来てくれたからって囲い込むような事はしません、治療家、特に鍼灸師は現代医学を否定する人も多いです。
薬が嫌いで添加物嫌い、遺伝子組み換え食品反対、ビーガンなどに傾倒している意識高い系の患者さんとの親和性が高いのでそれなりに成り立つのでしょうが…
私は薬も、添加物も肉食も悪ではないという考えです。
わからない事はわからないと言いますし、できる事とできない事はハッキリ言います。
弊所はエビデンス医学的根拠を大切に、医師と連携して営業しております。