台風が通過し、関東は温帯低気圧に入りました。
風も強いので、外出の際はお気をつけください
さて、先日知人のパーソナルトレーナーU村先生が勧めていたこの本を読みました。
タイトルがちょっとうさんくさいですが、おもしろい本でした。
今までなんとなく言われるがままやっていたことが、こういう根拠があってやっていたのだと納得
健康のために注意しお金をかけるべきところがハッキリしました。
あと、最後に書かれていた…長寿と長命の違い
誤解を恐れずに言うと、私が漠然としかし常々思っていたことです、寝たきりやボケてしまってただ生きているというのは意味があるのかということ…
これを三石先生はこうおっしゃっています。
人間はただ単に長生きすればいいというものではない。何らかの形で社会参加することによって、私たちは自分に価値を見いだし、生きているという実感を得ることができる。その実感を失ってしまったのでは、生きているというよりも、単に、「死んでいない」というだけのことだろう。
もちろん、寝たきりやボケてしまっているのは本人が悪いわけでも、望んでそうなっている訳ではありませんし…
そうなっている本人やその家族でないとその辛さは分からないことだと思います。
ただ、延命治療を施されて、ただ長生きしているだけの長命に価値があるのか…
我々が目指すのは、寿命が尽きるそのときまで社会参加をして他の誰かの為に命を使って長寿を全うすることではないのか。
それを考えるということは、悪いことではないと思います。
解剖学、生理学を勉強してないとちょっと難しいかもしれませんが…
基本的に、身体を改善するのは自分の努力です。病気にならない為に正しい知識をもって自己管理していたのかということです。
自己管理法を学び、長寿を全うする為のヒントが隠されている本です。
私も他の人に解説できるように、生理学の教科書を片手にもう一度読み直します…