お盆が明け皆さま忙しいのか今日はとても暇です。
久々にブログ更新です。
以前より聞かれる事が多い、テレビCM等でやっている膝関節等に効くと言われるサプリメントって聞くの?
という事について書きたいと思います。
昨今テレビCM等で、コンドロイチン、コラーゲン、ヒアルロン酸等のサプリメントの宣伝を見ない日はありません。
それだけ困っている人が多いのでしょう。
お客様にも、飲んだ方がいいか?効くのか?という質問を受けますが…
この質問について、私は簡単に言うと「効くとも効かないとも言えない」答えます。
又、飲んだ方が良いかという質問に対しては「お金があって飲みたいなら飲んでもいいのではないか」と答えます。
大抵の人は?と良くわからない顔をします。
ここまで答えてそれ以上話を聞いてくれそうな人には…
もし私がひざ痛に悩んでいても、絶対に買わないし飲みません。と答えます。
一つ目の理由としては、口から摂取されたサプリメントは通常の食品と同じように胃から腸に行き分解され血液に吸収されます。
そこから肝臓で代謝され、心臓を経て全身にいきわたるのです。
という事は… 軟骨成分が、そのまま関節にだけ行くというわけではないのです。
様々な臓器で代謝されますし、全身の器官に流れていきます。
関節のみに効かせたいという意味では極めて効率が悪いのです。
二つ目の理由としては、上記の理由に加え値段がとても高いということ…
体の色々な所で使われてしまう栄養を、これらのとても高いサプリメントを関節痛の為に飲む気にはならないからです。
そんなサプリにお金を使うなら、栄養のいい食事を食べて、タンパク質、マルチビタミンで栄養を補い、自分で施術してトレーニングした方が良いからです。
しかし、微量ながら関節周囲の組織にそれらの栄養成分が行かないとも言えないので最初の答えとなるのです。
確率のコスパの問題ですね。
そんなことよりも、やることが沢山あるでしょ?
というのが私の答えです。※あくまでも私の見解です、医療従事者でも様々な意見があると思います。
次回は当院の膝に対する施術について解説したいと思います。