2017年お盆の診療情報
13日日曜日 通常営業 18時まで
14日月曜日 臨時休業
15日火曜日 休業
16日水曜日~通常営業 21時まで
表題の症状・改善例を解説していきます。
※個人差がありますので、同じような症状だからと言って同じように回復するとは限りませんご了承ください。
プライバシーに配慮し、個人名や特定できる情報は記載いたしません。
患者様:50代男性
職業:デスクワーク
症状と経過:10年前から右腕に痺れが出始め、夜間は湿布をしないと寝られない、寝返りをうった際に痛みで夜目が覚めてしまうことがある。
枕を高くしないと眠れない、日中は常に腕がしびれている状態
過去に整形外科で頚椎ヘルニアと診断を受け薬と湿布を出される、鍼灸も数回通ったが改善せず(注:本人談)29年6月中旬に当院に来院。
初検時 6月中旬
頚部後屈制限あり、回旋時疼痛増悪、右上肢に神経症状が出現
頭部が前方に偏移しておりストレートネックと思われる、頚部前方まで筋硬結している。
そこを改善するために、頚部背部肩甲骨周りに鍼治療を行う。
今までの治療内容をヒアリング
整形外科での診察は否定せず、次に掛かるタイミングを説明、納得していただいた。
週一回を6~8回継続することを勧めた
二回目 6月下旬
施術後3日間は調子がよかったが、その後痺れがでてきた。
頚部、肩甲骨のポイントに置き鍼をする。
三回目 7月上旬
寝返り時の激痛は依然として続いているものの、日中のしびれはなくなってきた。
近頃は湿布をしなくても寝られるようになった。
ジムで運動したいとの希望があったため、疼痛が出ない限り動かしても問題ない、むしろ良いことだと伝えた。
置き鍼の愛称が良いようなので継続する。
四回目 7月中旬
当初よりは状態が良いが、変化が見られなくなってきた。
トレーニングは軽めの重量で回数をこなしているとのこと、調子が良いと喜んでいた。
体位を変えて、鍼のアプローチを変更
五回目 7月下旬
日中のしびれは消失した、湿布も全く使わなくなり本人も喜んでいた。
しかし、寝返り時の激痛は消えず。
改善傾向なので治療を継続
六回目 8月上旬
依然として寝返り時の激痛がある
しびれや背部の不快感は取れたので改善傾向にある。
今後の方針
治療後、当院での治療を継続しつつ原因を探るため当院から信頼できる整形外科での診察を勧めた。
医師の診断と指示に従いながら、寝返り時の激痛にアプローチしていく方針。