今朝の朝刊に、長野県の飯田市で導入されたラウンドアバウトの記事が載っていました。
http://www.asahi.com/articles/ASG7W6S30G7WUTIL023.html
欧米では一般的なラウンドアバウトですが、日本ではなじみがないと思います。
簡単に言うと、信号機のいらない交差点ですね。
どうやって通行するのかというと…
交差点の中心にあ円の部分は時計回りの一方通行で、基本的に右からくる車が優先となります。
ちなみに右折をする場合は左から右に回らなければいけません。
慣れるとすごく便利ですが、初めての方はどちらに注意を払っていいのかわからず混乱してしまいます。
私の滞在していたニュージーランドでは街のいたるところにラウンドアバウトがあり
慣れない外国人は無理矢理突っ込んでよくクラクションを鳴らされてました
導入後、いかにドライバーにルールを浸透させることができるかがカギになりそうですね。
メリットはなんといっても維持費が安いということだそうです。
災害時も電気が必要な信号機と違って普段通りに運転できます。
深夜の運転等、誰もこない赤信号の交差点で無駄な時間を過ごす…ということも無くなりそうです
意外なのが、信号機があった時よりも事故が減っているということです
ラウンドアバウトにはスピードを減速させる効果があるそうです。
デメリットは、交通量によって渋滞が起こりやすくなるということ…
全ての方向から同じくらいの交通量がないと、一方からはなかなかラウンドアバウトに入れなくなるイメージがあります。
日本よりも人口が少ないニュージーランドでも朝、渋滞するスポットがありました。
新聞にも書いてありましたが、郊外や生活道に設置をすすめているそうです。
後は、道路交通法の整備がまだすすんでいないそうで方向指示器(ウィンカー)の出し方がドライバーによってまちまちになっているそうです…
ラウンドアバウトのスムーズな運用には正しいウィンカーが不可欠だと思うのですが…
私個人的には、ラウンドアバウトが一般的になってもらいたいです。
wikiにわかりやすい説明があったのでリンクを貼っておきます。