お盆休みも最終日という方も多いと思います。
Uターンラッシュも依然続いているそうで、事故に気をつけて気をつけてお戻りください。
さて、高校野球も佳境に入ってまいりました。
野球素人の私ですが、ここ数年の高校野球を見ていると複数の投手で継投していくというスタイルをとる学校が増えているなあという印象。
今年の代表校では、すでに敗退してしまいましたがエースレベルの投手を四人も擁した東海大相模が印象深かったです。
僅か二ヶ月弱で、甲子園で優勝するまでに県にもよりますが十数試合を戦わなければならない現状を考えると複数の投手で勝ち抜くというのは妥当な方法なのだと思います。
一人のエースが投げ抜くというのは時代遅れなのかもしれません…
私も立場上、真夏の炎天下で150球投げて翌日再試合でも登板というのはとても賛成できません。
確かに投げた高校生は立派だと思いますが…身体の事を考えると絶対にやるべきではないと思います。
すでに試合進行を早める目的でタイブレーク制(延長回で得点を入れやすくするため、1死満塁や無死一、二塁などから攻撃を開始する規定)の導入が検討されております。
メジャーリーガーのダルビッシュ選手も、「学年別で1日に可能な投球回数を決めた方がいいと思います。1年5回、2年6回、3年7回って感じで。ベンチ入り可能な選手も18人から増やせばいいと思う」と言っています。
私もダルビッシュ選手の案が現実的かなあと思います。
高校野球の名門校と言われる高校で野球をやっていた友人に聞くと…
当時は「甲子園にでられるなら腕一本くれてやる」という様な気持ちで野球をしていたそうです。
確かに、高校野球には人を夢中にさせる魅力があると思いますが、それによって才能のある若者が怪我を負ってしまい将来を棒にふるというのは避けてもらいたいです。
チームが勝つためにはいくらでも投げてやる!という高校生の気持ちが間違っている訳ではなく、(むしろそれぐらいの気持ちを持った選手のが大成すると思います)そこを抑えるのが監督、コーチ、関係者の役目なのではないかと思います。
そういう意味では、複数の投手で継投していくというスタイルはもっと広まってほしいと思います。
選手を集められる私立校が有利になってしまう等、批判もあるとは思いますが…
私個人は、才能がある若者は高校野球で終わるのではなく、プロ野球やメジャーリーグ等大きな舞台で活躍してもらいたいなあと思います。
皆さんはどう思いますか